週4日勤務について考える

弊社宛に転職の件でご相談に来られる先生方の中には、転職した新しい勤務先では週4日での勤務にしたいとお考えになられている先生方も少なくありません。
もちろん医療機関によっては、週4日での勤務でも問題なく受け入れて頂ける場合もございますが、中には週4日勤務だとお断りされてしまう場合や、本音として週4.5日や週5日勤務して頂きたいとお考えになられている医療機関も多々ございます。
そこで今回ですが、週4日勤務について考える際にポイントになる部分について考えてみたいと思います。

①お持ちの資格による違い
まずはお持ちの資格によるものですが、既に指定医をお持ちの先生の場合には、週4日での勤務について受け入れて頂ける医療機関も多くなる傾向がございます。
逆に、これから指定医の取得を目指す先生方や、他科から精神科に転科をご希望される先生方に関しましては、週4.5日や週5日での勤務をお願いされる場合が圧倒的に多くなります。
これからご経験を積まれていく場合や、指定医を取得するための症例を集めるにあたり、週4日での勤務よりも週4.5日、週5日勤務して頂いた方が、より多くの経験を積んで頂く事も可能であり、症例集めに関してもよりスピーディーに集める事が可能になるのではないかと考えられております。
また医療機関によっては、院長先生や指導医の先生が週4.5日や週5日ご勤務されているにも関わらず、指導を受ける側の先生方が週4日で勤務するという事に懸念を示されるような場合もございます。

②医療機関の勤務スタイルによる違い
医療機関によっては、常勤としてご勤務されている先生方が皆様一律で週4日で勤務されている所もございます。
こういった医療機関では、足並みを揃える意味でも、むしろ週4日での勤務を打診される事が多くなります。
逆に他の常勤の先生方が皆様、週4.5日や週5日で勤務しているような医療機関になりますと、特定の先生のみ特別扱いをする事が難しくなり、他の先生方に合わせて週4.5日や週5日での勤務を求められる事が圧倒的に多くなります。
こういった医療機関におきましても、稀に特例として週4日での勤務を了承して頂ける場合もございますが、このような場合には少なからず他の先生方に対して気を使いながら勤務しなければならない事も想定されますので、予めその辺りを認識しておく事も重要ではないかと思います。

③その他の事例について
その他の事情により週4日勤務をご希望される場合ですが、圧倒的に多いのがご家庭の事情という事になります。
お子様が産まれたばかりで、子育てに時間を費やす場合や、ご家族やご両親など身内の方々の看病や介護などを理由に、勤務日数を制限される場合になります。
こういったやむを得ない事情をお抱えの場合には、医療機関より了承して頂ける場合も多くなりますので、そのような場合にはご相談される事をお薦め致します。
もちろん弊社をご利用して頂ける際には、弊社から医療機関に対し相談させて頂く事も可能ですので、お気軽にお申し付け下さいませ。

今回ですが、週4日勤務に関わる代表的な3つのポイントについて記載させて頂きました。
週4日での勤務が叶う場合もあれば、必ずしも叶う訳ではない場合もございます。
上記のような事も視野に入れつつ、現実に即した勤務形態についてご検討頂ければと考えております。
週4日勤務が叶うのか、それとも叶わないのか、お悩みになられている先生方、まずはお気軽に弊社までご相談下さいませ。