弊社では、毎日のように全国にある精神科の医療機関にコンタクトを取り、様々な情報を収集させて頂いております。
情報収集を行っている際ですが、いつも思う事があります。
それは医療機関が存在する地域等によって、医師の採用に対する熱量であったり考え方に大きな違いがあるという事になります。
地域によって医師を採用する際の難易度には違いがあり、都市部など利便性の良い地域に比べて、都市部から離れているような地域では明らかに医師の採用で困っている所も多く、様々な策を練りながら何とかして採用に結び付けたいという事で四苦八苦されている所も多くなります。
実は、この差が医療機関自体を大きく変化させる事があるのです。
医師の採用でお困りになられている医療機関としましては、そもそも応募して頂ける医師の数を増やしていきたいとのお気持ちがあるのは当然ですが、それだけではなく数少ない院内見学や面接のために病院に来て頂いた先生方に、どうしたら気に入って頂けるのかについても常に熟考されております。
そして、こういった作業を継続的に行っていく事が結果的に他の医療機関との差別化になったり、働かれている先生方を始めコメディカルの方々や事務方の職員の方々に及ぶまで、職員の皆様が働きやすい環境作りに役立っているようです。
このような流れが、病院全体を良い病院に変貌させていく事に繋がる事も多いようで、こういった努力をされている医療機関はとても良い所が多いような印象を受けております。
転職先の医療機関をお探しになられる際ですが、立地等だけで候補から弾かれてしまうような事も多いのではないかと思いますが、敢えて今までよりも地域で見て頂きつつ情報収集を行って頂ければ、今までには出会った事が無いような素晴らしい医療機関に巡り合えるチャンスが訪れるかもしれません。
良い医療機関をお探しになられる際ですが、是非「地域」というキーワードを意識しつつ、お探しになられてみては如何でしょうか。
ご参考にして頂けますと幸いに存じます。