転職サイトで問い合わせた求人にそのまま転職するケースは多いのか?

 

本日は表題について触れたいと思います。

転職をお考えの先生方は、情報集めとして紹介会社のサイト等で求人をご覧になる事があると思います。
そして気になる求人があった場合は、実際にお問い合わせをし、求人を出している会社のコンサルタントから医療機関名やどのような病院・クリニックなのかをお聞きすると思います。

では求人のお問い合わせをなさった後お話が進み、先生方の多くは実際にそのお問い合わせをした病院やクリニックに入職(転職)をしているのか?

実はほとんどのケースで、お問い合わせをした医療機関には転職をしていません。
他の医療機関に転職をしているケースがほとんどなのです。
割合としては、そのまま その医療機関に転職をする先生方は1割程というデータが出ています。
※弊社サイト【精神科医の転職相談室】(2021年4月~2022年3月間)のデータによる。

約9割の先生方は、
■他のもっと条件の合致した病院もしくはクリニックに転職。
■インターネット上にはあえて出していなかった病院もしくはクリニックに転職。
■コンサルタントとしっかり電話や面談をした事によって、違う医療機関の方が自身には合っているという事が分かり、別のところへ転職。
■お問い合わせをした求人の医療機関は実際に話を聞いてみたり、見学面接に話を進めてみたがそれほど魅力的ではなかった。
等という事が起こっています。

本日言いたい事としては「インターネットに出ている求人はキッカケにすぎない」という事です。
大事なのは、先生ご自身のお考えやご希望を、実際の市場の状況や各病院に詳しいコンサルタント(エージェント)と共有する事です。

求人主導で転職を考え、しばらく求人と睨めっこをするくらいでしたら、求人に問い合わせをしてみるのも良いですが、まずはそもそも転職について相談をしてみてるのも良いと思います。

僭越ながら、私共は精神科専門(医師)の紹介会社です。
精神科転職のプロ集団ですので、専門知識や市場状況、相場や病院の内情に精通しております。
お気軽にご相談下さい。