弊社では先生方が医療機関の面接に参加される際ですが、よほどの事が無ければ必ず同行させて頂き、面接の場にも同席させて頂くようにしております。
そして状況に応じ、先生方に代わり私共の方から医療機関に対して質問をさせて頂いたり、ご提案をさせて頂いたり、時には司会進行役等を務めさせて頂くような事もございます。

こういった場面に遭遇した際ですが、是非先生方にご覧頂きたい事がございます。
それは私共に対する医療機関側の反応という事になります。
面接を実施する際ですが、当然の如く主役は面接に参加されている先生方という事になります。
そのため、私共は先生方に付いてきた「業者」という扱いをされてしまう事が多くなります。
これは致し方のない事ではあるのですが、その「業者」に対する対応の仕方を観察して頂く事で、その医療機関の本音などが垣間見えてしまう事があるのです。

実は医療機関によっては私共に対しても、とても親切丁寧に接して頂ける所もございます。
一方で明らかに先生方に対する対応と、私共に対する対応に大きな差がある場合があるのです。
つまり相手によって対応が変わる場合があるという事になります。
これは面接で接する理事長や院長、事務長など上層部の方々だけではなく、受付の係員であったり、院内ですれ違った職員の方々、場合によっては電話を掛けた際の対応の仕方なども含めて確認して頂けますと、より細かな所まで見え隠れしてきます。

こういったちょっとした反応が、実は普段の院内の姿だったりする可能性があります。
面接の場では良い所だけが見えてしまいがちになりますが、それよりも出来る限り普段の姿が見えた方が、先生方にとって有益な情報になるのではないかと思います。
このように、ちょっとした意識を働かせるだけで、より内容の濃い面接の時間を過ごす事が可能になります。
是非ご参考にして頂ければ幸いです。