「転職して良かった」と思えるための2つの要素について

生涯の中で1度でも転職する人の数は年々増え続けており、2人に1人が転職する時代へと移行してきております。
また転職する人の年齢につきましても、以前に比べて平均年齢も高くなる傾向であり、いわゆるミドルクラスの方々が転職する事も増えつつあるようです。
こういった背景もあり、これからも更に転職についてお考えになる方々は増えていくものと思われます。

転職する際ですが、誰もが当然の如く「転職して良かった」と思えるような転職をしたいと考えております。
では実際に良かったと思えるようにするためには、どういった事を意識するべきなのか、今までの経験から見えてきた2つのポイントについて記載させて頂きたいと思います。

①明確な転職理由を考える。
そもそも何故転職したいと思ったのか、転職しなければならないのか、転職する事で抱えている問題を解決する事は出来るのか、そういった事を明確に考える必要があると思います。
そして、その答えに見合った職場を探すという事が非常に大事な事だと思います。
思い付きで転職してしまったり、衝動に駆られて転職しても、元々抱えていた課題を解決する事には繋がらない場合も多く、再び転職を繰り返してしまい、結果的に「転職しなければよかった」というような結果に陥ってしまう事もあり得ます。

②転職したら何かを得るまでは勤務を継続する。
本来でしたら転職した事で、今までよりも一歩でも二歩でも前進して頂く事が重要です。
にも関わらず稀に転職を繰り返していく中で、転職回数だけが増えてしまい、それがご自身の経歴を汚してしまう事になり、結果的に転職した事が後退に繋がってしまうようなケースをお見受けする事もございます。
これは、新たに転職した先の職場で何か(レベルアップやスキルアップ)を得られる前に転職してしまった事が最大の原因ではないかと思います。
新たな事を身に付ける事が、ご自身の価値を高める事になり、それが次の転職の機会に更にご自身を高く売り込む事にも繋がっていくのではないかと思います。

以上の2点になります。
転職についてお考えになられる際には、上記の2つのポイントについてご確認頂ければと考えております。
そして「転職して良かった」と思えるような転職をして頂く事が出来れば、我々としても嬉しい限りでございます。
ご確認の程、宜しくお願い致します。