職場とより良い関係性を構築するメリットについて

転職のご案内をさせて頂く際ですが、先生方によって様々なご要望が存在しております。
こういったご要望を医療機関にお伝えし交渉を行いつつ、どこまで先生方の希望がかなえられるのか、これも私共の役割の一つと考えております。
もちろん多くの希望を受け入れて頂けた方が、先生方に取りましては有難い事ではないかと思います。
しかし一方で希望を押し付けすぎてしまいますと、主張が強い先生という事で新たな職場から嫌がられてしまうような事に発展してしまう恐れもございます。
交渉を行う際には、この辺りのさじ加減が職場との関係性を考えていく際に非常に大事なポイントになるのではないかと思います。

そんな中で以前、ご案内させて頂きましたA先生から面白いお話をお伺いさせて頂いた事がありました。
A先生ですが、とある病院で15年以上ご勤務されているのですが、今となってはお互いが持ちつ持たれつの関係性になっており、先生・医療機関にとってお互いが無くてはならない存在になっているようなのです。
それもあって今では給与額や役職など、A先生が希望されていた以上の高待遇でご勤務させて頂くに至ったようです。

ここまで良好な関係性が構築されるまでにはA先生はどのような努力をされてきたのか質問をしてみたところ「特に思い当たるようなことは無く、単に医療機関が困っている時には極力お手伝いするようにしていただけである。」という返事が返ってきました。
特に難しい事を考える訳でもなく、当たり前の事としてこういった関係性を維持してきた結果、気が付いた時にはA先生は職場からの絶対的な信頼を勝ち得る事になり、院長職に就任する事になったようです。
また給与額などだけではなくA先生にお困りの事などがあれば、職場からの手厚いサポートを受ける事が出来るようになったようなのです。
そしてA先生自身としましても、こうやって厚遇して頂ける職場に対する忠誠心は更に固いものとなり、結果的にA先生と職場との関係性はより強固なものになっていったようなのです。

こういった事例からも分かるように、職場に何かを依頼するような時には、まずは職場との信頼関係を構築する事が大事ではないかと思われます。
まずは信頼関係を構築し職場から必要とされる存在になる事が出来れば、待遇面等についても自ずと希望していたものに近付けて頂けるようになるのではないかと思います。

万が一、職場に対して貢献しているつもりでも、それが形となって現れてこない場合には、職場から上手く利用されてしまっているような事も十分に考えられます。
仕事の量に対して報酬が見合っていないような場合には、時には転職について考える必要があるかもしれません。
現在の報酬が世間の相場と見合っているのか否かなど、ジャッジが難しい場合も多いのではないかと思いますが、そのような際には私共の方でチェックさせて頂く事も可能でございます。
少しでも引っかかるような事がありましたら、いつでもお気軽に弊社までご相談下さいませ。