以前にもご紹介させて頂いた事がありましたが、ここ最近でも引き続き訪問診療の分野において精神科医のニーズは高まってきております。
高齢の患者が増えてきている事による認知症患者の増大や、コロナ禍でのひきこもりの患者の増大などがその大きな背景になっております。
そこで各診療所にて精神科医の募集が行われているという事になるのですが、診療所の担当者にお話を聞いてみますと、まだまだ精神科医からの応募は非常に少ない状況が続いているようで、思い通りの採用が出来ていないという事でした。

その理由については幾つか考えられる事があるようですが、中でも最も有力な説が「身体の対応をしなければならないのではないか」とお考えの先生が多いのではないかという意見でした。
そのイメージが払拭されておらず、精神科の先生方から敬遠されているのではないかという事でした。
では実際の業務の内容はどうなっているのかと言いますと、精神科医が身体の対応を行う事は一切ないという事です。
患者には基本、内科医が主治医としてついている場合が多く、精神科医にはその補佐役として対応して頂く事になりますので、身体対応は全て主治医が行う事になりますので全く心配はいらないそうです。
※中には精神科医に身体の対応をお願いしたいとお考えの診療所も存在していますが、先生方にご紹介させて頂く際には予め、こういった情報も含めてご案内させて頂きますのでご安心下さいませ。

また訪問診療の求人に関しては常勤としての募集も行われておりますが、どちらかと言いますと非常勤の募集の方が多くなっている印象です。
中には毎週ではなく隔週での勤務であったり午前中だけ、午後だけというように短時間で勤務が可能な物もございます。
ピンポイントな求人になってしまいますが、訪問診療でのご勤務が初めての場合には慣れて頂く意味でも、むしろ短時間からの勤務開始というのも一つの考え方ではないかと思います。

訪問診療のニーズに関しましては、今後も増々増大していく可能性が高いと考えております。
先生方の働き方の幅を広げる意味でも、どこかのタイミングで一度ご経験されてみては如何でしょうか。
ご希望される際には弊社にて情報を収集し、ご提案させて頂く事も可能でございます。
ご希望の先生方、お気軽にご相談下さいませ。