転職時の給与額はどのような規定で決まっているのか?

 

先生方が転職を決める際には、(先生毎に)いくつかのポイントがあると思います。
・その病院が急性期か慢性期なのか?
・面接時の先生方の印象や院内に雰囲気はどうなのか?
・アクセス面はどうなのか?
・しっかりと実績が積めそうなのか?
・給与面は現職と比較してどうなのか?
…etc

実際に「転職さえ出来ればどのような病院でも良い」という考え方の先生はほとんどおらず、何かしらの気にされているポイントはあるものです。

今回はその中から、給与提示についてお伝えしたいと思います。
医療機関側はどのような規定の下、給与を試算し、最終的に先生方へ提示しているのか?

早速ですが、主に以下を考慮し給与提示をされています。
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① 医師免許取得からの年数
② 精神科医として経験年数
③ 精神保健指定医などの資格をお持ちかどうか(指定医の取得年数から試算額が変わる事もあります)
④ 勤務可能日数(週4日や週5日勤務によって変わります)
⑤ 先生のご年齢
⑥+α
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⑥については、「当直の出来る先生なのか」や「面接時の先生の人柄や勤務に対する前向きな考え方」、「理事長や院長先生との相性」、「これまでの経歴の綺麗さ」、「コンサルタントからの条件交渉」などによっても変わります。
しかし大凡が①~⑤である程度が見えてくるものです。

大凡が上記のような事を参考に転職で面接にいらっしゃる先生方の年収提示を行なっています。
当然、医療機関によってこの幅は様々で、また現在在籍している先生方とのバランスもありますので、提示額の高いところもあれば、逆に低いところ(現職よりも下がってしまうところ)もあるのです。

またエリアによって元々のベースは大きく変わります。
基本的に医師が集まりやすいエリアや大学医局とのつながりが強いエリアは低くい傾向にあります。

もう少し詳細をお知りになりたい先生は、ご自身の給与額が「転職時にはどの程度になりそうか?」などのご相談もお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。