今回のテーマですが精神科の先生方向けというよりは精神科の医療機関にて医師の採用を行っているご担当者様宛のお願いのような内容になりますが一度ご確認頂ければ幸いです。
面接で先生方が知りたいと思っている事についてですが先日私共の方でご案内させて頂きましたH先生から以下のようなお話を伺いました。
H先生ですが弊社からご紹介させて頂いた医療機関の面接に参加して頂いた事があるのですが、その面接にご参加頂いた後にお伺いさせて頂いたお話になります。
H先生談
「今までに複数の病院の面接に参加した経験がありましたが、正直な所どこの医療機関の面接に参加させて頂いても、その病院の本質に迫るような面接というものを見たことがありません。
結局、面接ではそれぞれの医療機関の良い部分だけを延々とお話されるような事が多く現状の課題であったり、今後目指してる部分、経営者層ではなく勤務している先生方が日頃感じている悩みや懸念点、その課題に対して具体的にどう取り組んでいくのか、、、こういったリアルな情報について詳しくお話を伺いたいと思っています。
こういったお話を聞かせて頂いた上で私自身として何が出来るのか、そこを判断したいと考えているのです。
なので面接では勤務されている先生方や事務方の職員、コメディカルなど現場の事を最も把握している方々と輪になって話をしたいくらいです。」というようなお話を伺いました。
こういった形式の面接を実施する事が出来るか否かに関しては正直なところ非常に難しい部分もあるかもしれませんがH先生が仰りたい事が何かは察する事が出来たように思います。
今後、面接を実施して頂く際の一つの考え方として上記のような点についてお話をして頂ければ今までとは一味違った面接を実施する事が出来るようになるのではないかと感じました。
現在では各企業における人材採用の技術が格段に上がってきています。
少子高齢化の波で労働力が減少していく中でより良い人材を確保するため各企業は人材採用に対しても様々な策を打っています。
何故ならば、それが企業を成長・存続させていくために必要な事だからです。
今後は医療機関においても企業と全く同じことが言えるのではないでしょうか。
そういった事をご検討頂く際に今回のようなテーマを取り入れて頂くなど今までになかった、他の医療機関では実施されていないような事をいち早く取り入れて頂く事が大事ではないかと思います。
今後の組織運営の一つの参考にして頂けますと幸いです。