コロナ禍を意識した転職活動について

ここに来まして再び新型コロナの感染拡大が懸念されています。
日に日に患者数も増えており過去最大を更新してしまうような日も多々出始めてきております。
この状況は先生方の転職活動にも少なからず影響を及ぼす可能性がございます。
これらか真冬に向かって寒さが増し更に感染が拡大していくのではないかとの予想も出てきている中、転職活動を行う際に最も注意すべき点についてお伝えさせて頂きます。

まず新型コロナの影響が出てきた際に最も注意が必要な点は医療機関側が医師の採用を控えてしまう可能性が高まるという事です。
また仮に採用する意思はあったとしても面接や院内見学を実施する事に対して消極的になってしまう可能性が高まるという事になります。
実際に4月に緊急事態宣言が発令された以降このような動きを取る医療機関が急激に増えたという事実がありました。
しかし夏から秋にかけて一旦状況が落ち着いてきた時には転職活動に関しても元通りの状況に戻りつつあったのですが、ここにきて再度、厳しい状況に戻ってしまう可能性が高まってきております。

そこで近い将来に転職をお考えの先生方へのご提案ですが、この11月・12月が一つのターニングポイントになるのではないかと考えています。
現段階では引き続き医療機関側も医師の採用に関しては前向きに検討して頂ける場合が多く面接や院内見学を実施して頂ける可能性も高いです。
つまり今であれば以前と大きく変わらない落ち着いた状況の中で転職活動を進める事が出来る可能性が高いという事になります。
しかし年越し以降、更に寒さが増しコロナの影響が拡大するような事になれば再び厳しい状況に逆戻りしてしまうなど状況判断が難しくなる恐れもあります。
そのような事になれば転職したいとお考えになられたとしても受け入れ先が無いなど結果的に転職出来ないなんていう事になってしまう事も考えられます。

例年、今の時期というのは翌年の4月からの転職を目指して転職活動を行っている先生も沢山いらっしゃいます。
今年も例外ではありません。
そこで来年の4月からの転職をお考えの先生方におかれましては上記のような難しい状況になる前のまさに今が転職活動を行うには適したタイミングではないかと考えております。
気がついた時には手遅れという事にならないようにして頂くためにも早め早めの転職活動をお薦め致します。