コロナ禍での転職活動について

2020年ですが例年と違いコロナ禍の影響もあり精神科の先生方の転職活動にも多かれ少なかれ影響が出ております。
一時は医師の採用自体を完全にストップしていた医療機関があったり例年とは大幅に状況に違いが生じてしまいました。
その中でも特に大きな影響として出てきているのが希望されている医療機関へ訪問しての面接や院内見学の実施についてです。
ここ最近ではだいぶ緩和されてきておりますが面接や院内見学の実施を見送るような対応をしている所も多くありました。
そのため転職したいとお考えの先生がいらっしゃったとしても医療機関側からお断りされてしまうような事態も起こりました。
またご勤務されている医療機関からの通達で他県への渡航を禁止されている場合や渡航した場合には2週間の自宅待機を求められるなど思い通りの転職活動が行いにくいような事もあります。

ではこのような状況の中で具体的にどのように活動を進めていくのか、という事になりますが一部の医療機関では直接訪問させて頂く前の段階でメールでの情報交換を行ったり、場合によっては事前のオンライン面談を実施して頂けるような場合がございます。
こういった対応をして頂く事で先生としても医療機関に訪問する事なく各医療機関についての情報収集を行う事が可能になります。
こうして情報収集を行っていく中で本当に相応しいと思えるところに限定して将来的に訪問するような流れを取る事が出来れば必要最低限の転職活動だけで済ませる事も可能になります。
(流石にメールでのやり取りやオンライン面談だけで就職先を決定するのは難しいと思います。どこかのタイミングで一度は訪問する事が必要になると思います。)

このような形でコロナ禍の中でも十分に転職活動を行う事が可能です。
もしも何らかの制限を受けてしまい転職活動を行うにあたりお困りの先生がいらっしゃれば是非、お気軽にご相談下さいませ。
可能な対応策を考えていきたいと思います。