面接に同席させて頂き良かったと思った出来事

以前ご案内させて頂いていたT先生の面接に同席させて頂いた際に実際にあった出来事をご案内させて頂きます。
私共が面接に同席させて頂いた事でトラブル等に発展せず無事に対処できた出来事です。

T先生とI病院との間で面接を実施する事になりました。
いつも通り私共はその場に同席させて頂く事になりました。
いざ面接がスタートし終盤に差し掛かるまでは特に大きな問題もなく無事に進行していきました。
面接も終盤に差し掛かりI病院の院長先生からT先生に対して「何か病院に対する質問などありませんか?」という事で逆質問が来ました。
そこでT先生の方から「院内では定期的に勉強会やカンファレンスなどを開催する事はあるのでしょうか?」という質問をされました。
その回答は「ノー」でした。
必要であると判断した時のみ実施しているという事でした。
この質問の意図としてはT先生の今までの職場では定期的に会が開催され通常の診察業務以外の負担が多かったため出来れば実施しない環境で勤務したいという意向があり質問したという事でした。
そのため院長先生からの回答に対してT先生としては満足されていました。

後日、私の方から病院側にコンタクトを取り面接時の印象などについて確認をさせて頂きました。
その中で事務長から「今後は勉強会やカンファレンスを積極的に行う事になりました!」という発言があったのです。
その理由を確認してみると病院側は面接時のT先生の発言を聞いた際にT先生は参加する事を希望されていると受けとっていたようなのです。
そうなんです。病院側は完全に違った解釈をされていたのです。

そこで私共の方から上記のような背景を説明し状況をご理解して頂く事が出来ました。
これも私共が面接に同席していたために気が付く事が出来ましたが万が一、同席していなければ全く気が付かなかった事になっていたかもしれません。

面接に同席させて頂く事で今回のような役割を果たす事も可能です。
交渉を行ったり先生に代わり質問をさせて頂く事も大事な作業ですが病院と先生方の認識を一致させる事も大事な役割となっております。
我々が面接に同席させて頂くメリットについて改めて認識させられる出来事となりました。
今後もこういった経験を活かして役割を全うしていきたいと考えております。