先生方が転職活動を行う際に一番にポイントとなる点はやはり、どこの医療機関が一番良いのかを見極める事ではないかと思います。
そして見極めるために医療機関を訪問して直接、理事長や院長にお会いしてみたり面接に参加して様々なお話をお伺いしたり院内見学をさせて頂き院内の雰囲気を感じ取るなど、様々な手を尽くしていく事になります。

しかし、せいぜい1時間〜2時間程度の面接に参加しても、この短い時間の中で全てを把握する事はかなり難しい作業になるように思います。
特に院内の人間関係や風通しのよさ、雰囲気など目に見えない部分に関しては尚更、分かりにくいものではないかと思います。
そこで、こういった目に見えにくい部分を少しでも察知して頂く方法を１つご提案させて頂きます。
その方法は働いている職員の雰囲気、入院している患者の雰囲気、もう一つ私達、紹介会社への対応の仕方をよく見て頂くという方法です。
面接に参加する方々は面接の場では良く見せるように繕う事も可能ですが面接に参加していない第三者に関しては繕う事が難しため本音が出てしまう可能性が高いという事になります。
こういった方々の雰囲気から院内の本当の雰囲気を感じ取る事も出来るのではないかと考えております。
ちなみに私達、紹介会社への対応に関しては医療機関側からすれば私共は１つの取引先に過ぎません。
にも関わらず丁寧に対応して頂けるような医療機関は相手によって態度を変える事がない職場の可能性が高い訳です。
逆に厳しい態度で接してくるところは人によって態度を変える可能性が高く入職した後に態度が豹変してしまうなんていう可能性も考えられます。

このように少し違った角度からの見方をして頂く事で察知出来る事もあります。
そして本来の病院の姿を少しでも垣間見る事が出来れば面接に参加した甲斐があったという事ではないでしょうか。
より幅広い視点を持って面接にご参加して頂く事で情報の信頼度が上がると思います。
是非、ご参考にして下さいませ。