複数の面接を受ける際の上手い立ち回りについて

転職活動を行う際ですが1ヵ所の面接を受けて、そこに入職が決まるパターンもございますが実際には1ヵ所だけではなく複数の面接にご参加して頂き、その中から最終的に最も良いと思われた所にご入職されるというパターンになる事の方が多いかと思います。

このように複数の医療機関に対して応募する最大のメリットとしては先にも述べましたように応募した医療機関を比較して最終的に最も良かった所に決める事が出来るという事になります。
しかし立ち回りを一歩間違えてしまいますと、こういった理想的な転職活動が出来なくなる恐れもありますので注意が必要になります。

では具体的にどのような点で注意が必要なのかと言いますと、それは「応募するタイミング」という事になります。
例えばA・B・Cという3つの医療機関に応募すると仮定した場合、可能な限り3つの病院の面接実施日を近付けるように上手く調整する事が重要になります。
A病院が8月1日、B病院は9月1日、C病院は10月1日というような組み方をするとA病院とC病院の面接実施に最大で2ヵ月の空きが生じてしまいます。
こうなれば確実にA病院の方から先に結果の報告が届く事になりますが、その後、約2ヵ月間C病院の結果が出るまでは最終的な意思表示が出来ない事になり、その間A病院をお待たせしてしまう事になるのです。
あまり長いことお待たせしてしまうこと自体、あまり心象的に良いものではないと思いますし場合によっては他の医師からの応募があって先に決まってしまうというリスクも生じます。
特にA病院が本命だった場合には尚更、お待たせしない方が何かと良いだろうと思われます。

以上のような事から考えますと1つの目安として可能であれば候補となる医療機関全ての面接を1ヵ月以内を目処にまとめて実施する事が出来るようなスケジュールで調整するのがベターではないかと考えます。
ただし中には応募してからお返事が頂けるまでに時間を要する医療機関があったり、面接を実施した後の結果が出るまでに時間を要する医療機関があったりもします。
対応が早い医療機関なのか時間を要する医療機関なのか、こういった点も含めて弊社では上手く対応する事を心掛けています。

転職活動を最大限、優位に進めるテクニックの一つとして複数の面接を受ける際の立ち回りについてご確認して頂けますと幸いです。