慣れが怖いと思った出来事

先日、私共の方でご案内させて頂いたF先生より以下のようなお話を伺いました。
F先生は過去に紹介会社をご利用された経験がなく今回の転職で初めて利用してみようと思い某紹介会社に問い合わせをされたようです。
そしてお問い合わせをされてから数日後に担当のコンサルタントと面談をする事になったようなのです。

面談当日、担当のコンサルタントからは簡単な挨拶があり早々に転職に関する質問を受けたようです。
そして聞かれた質問について回答していたところ一通りの質問が終了した段階で「本日はお忙しい所、お時間を頂きまして誠に有難うございました」という事で面談終了の挨拶があったようなのです。

F先生としては今回の面談が初めてであった事もあり何の疑いもなくそこで面談は終了となったようです。
しかし終了して一息ついた時に今後の流れであったり、紹介会社を利用して頂く際のメリットなどについての説明が一切無かった事に気が付いたようです。
F先生としては今回、紹介会社の利用が初めてである事を含め、そういった基本的な部分についての説明もして頂きたかった、というのが本音のようでした。

その後、担当のコンサルタントからは求人に関する情報が送られてきたようですが、その時の対応も一方的に情報が送られてくるだけで、ほとんどフォローが無かったようです。
結局、紹介会社を利用して頂くメリットが見いだせず利用を控えてしまったという事でした。

その時、担当したコンサルタントからすると、いつも通りの抜かりない対応をしていたと思っているのだと思いますが、結果的には個々の先生方が置かれている状況に合わせた対応や気が利いた対応、親切心などが欠けていたように思います。
これがいわゆる「慣れ」という事ではないかと思います。
転職というイベントは人生を左右する一大イベントになるはずです。
そういった先生方の対応をさせて頂く事に対して、もっと神経を尖らせ親身になって対応する事が必要ではないかと思います。
弊社としては、こういった先生方のお気持ちを常に察しながら対応出来る事を目指したいと考えます。
それが結果的に先生方にご満足して頂ける結果にも結び付いていくのではないかと考えます。