転職先では1つでも新たな事を得る!

多くの先生方より過去のご経歴についてお話をお伺いしますと、ほとんどの場合、1度や2度は転職をご経験されている場合が多くなります。
中には1度や2度ではなく何度も転職をご経験されている先生もいらっしゃいます。
そして見事に成功を収めている先生方も多々いらっしゃいます。

「転職する」という言葉のイメージですが、ひと昔前の日本では終身雇用というのが当たり前だったこともあり未だにネガティブに捕えられてしまう事も少なくないのではないかと思います。
特に何度も転職を繰り返しているような場合には尚更そのように思われてしまう事もございます。
しかし今の時代では転職する事が全てが悪い事ではなく、むしろ考え方によってはプラスに捕える事も出来ると思います。

では転職する事での最大のメリットは何かと言えば、それは新たな職場で勤務する事で新しい仕事の進め方や捉え方、考え方を身に付ける事が出来る点ではないでしょうか。
経験を積み重ねていく事で自分の経験値アップや実力アップになり、自己を成長させる事に繋がる点ではないかと考えております。
言い換えますと、転職して成功した場合というのは転職した事で前進する事が出来た場合だと思います。

しかし残念ながら、転職を繰り返し何度も同じような失敗を繰り返し前進するどころか結果的に後退しているような場合もお見受けします。
このような場合に多いのは何も得た物がないうちに転職してしまう場合です。
得た物が無ければ次の職場に転職しても自分の価値は以前と変わりません。
つまり前進したことにならないのです。
最悪の場合、転職する事で地位や給与額が下がってしまう事もあります。
こうなってしまえば前進どころか後退する事になってしまうのです。

転職する事は決して悪い事では無いのですが、後退してしまう事だけは避けるべきです。
そのためにも必ず新たな職場に転職した際には、今までには無かった新たな事を1つでも多く身に着ける事が大事ではないでしょうか。