4月1日を直前に控えての心構えについて

いよいよ3月も終盤に差し掛かり世の中には期の終わりを迎える法人も多数存在している事だと思います。
医師の転職市場に関しましましても4月というのは一番の節目のタイミングという事になります。
それもあって毎年4月から新たな職場にて勤務を開始される先生方が多数いらっしゃいます。
新たな職場で勤務を開始するという事になれば、それなりの心構えや準備が必要になるかと思います。
そこを意識して頂くだけで新たな職場での不要な苦労も少なくなるのではないかと思います。
そこで今回は転職されて新たな職場で勤務を開始される先生方に意識して頂きたい心構えについてお伝えさせて頂きます。
4月から新たな職場での勤務を開始される先生方、是非ご参考にして下さい。

新たな職場にご入職された当初、誰もが考えがちな事としては「1日でも早く職場から認めてもらえるように頑張らないと!」という志向です。
当然、早く認めて頂き組織の一員として認めて欲しいと考えるのは大方の人の本音だと思います。
雇用主としても新たに入職された先生の実力を見てみたいと考えているのが本音でしょう。
そのような事もあって中には雇用主の期待に応えようと入職して早々に120%の力を出してお仕事に取り組まれる先生もいらっしゃいます。

確かに120%の力で勤務して頂ければ周りからは認めて頂けるのは速いと思いますが、長い目で考えた場合、これから先もずっと120%をキープして勤務する事が現実的に可能かどうかという問題が出てきます。
いずれかのタイミングで120%の力をキープする事が辛くなりそれ以下のペースに落とした時に周りの人にどんなイメージを与えるかを考えてみましょう。
下手をしますと「手を抜いている」とか「楽している」と捉えられてしまう恐れもございます。
またご自身の中でも燃え尽き症候群にような状態になってしまう可能性も考えられます。

そこで大事な心構えとしては「長く勤務する」「長い目で考える」という志向です。
つまりスタート時は絶対に焦ってはいけないという事ではないかと思います。
目先の事だけではなく時間を掛けて結果を出しつつ、じっくりと信頼関係を築いていく事が出来れば何も問題はありません。
雇用主としても長く働いて頂ける先生に対しては多大な貢献度を感じ取って頂けると思います。
新たな勤務先にご入職されたら、まずは焦ること無くじっくりと取り組んで頂く、この心構えが一番大事ではないかと思います。