その求人はチャンスか、リスクか。精神科専門のエージェントが教える『失敗しない』選定基準

先生方が転職活動を行われる際ですが、まずは複数の紹介会社やネット検索で情報を集められるかと思います。
まずは具体的にどのような医療機関が求人を行っているのか、その情報を見てみたいと思われるのではないかと思います。
そこで、複数の紹介会社に求人紹介を依頼したり、ネットで検索をして情報収集をされる事も多いと思います。
しかし、真に重要なのは、集まった候補から「長く安心して働ける先」をどう絞り込むかです。
候補の絞り込みを行うにあたり、お忙しい先生方が膨大な求人情報から理想の一件を見つけ出すのは至難の業です。
そこで、後悔しない選択のために必ずチェックしていただきたいポイント2つについてご説明させて頂きます。

①近隣相場よりも明らかに給与額が高い医療機関について
医療機関の中には、近隣の相場と比べて明らかに高額な給与額をご提示される所があります。
給与額に関しましては高いに越した事はないという考え方もあるのですが、一方で高いのにはそれなりの理由が潜んでいる可能性も高くなります。
例えば、明らかに業務内容がハードであったり、業務量が多いなどの場合や、過去に何らかのトラブルが発生した経緯(例えば医師の一斉退職であったり、ニュースで取り上げられるような事故を起こした経緯)があった病院では、どうしても医師より敬遠されてしまうような事も多く、それを補うために高額な給与額を提示しているような場合もあります。
そこで、明らかに高額な給与額を提示されている所があった場合には、真っ先に上記のような背景がないかどうかチェックされる事をお薦め致します。
特に転居を伴うような転職の場合など、慣れ親しんだ場所ではない地域での転職の場合には、こういった背景に気が付きにくくなります。
転居を伴う転職の際には、よりお気を付け下さいませ。
※ただし、こういった医療機関が必ずしも悪いところではない場合もございます。
むしろ、過去にあったトラブルから立ち直ろうと改革に励んでいるようなところもありますので注意が必要です。

②常に医師の募集を行っている医療機関
常に募集を行っているという事は、離職率が高かったり、何らかの理由があり応募する医師が少ないなど、様々な問題を抱えている可能性が疑われます。
また、近隣の医療機関は軒並み充足しているにも関わらず、特定の医療機関だけ常に募集を行っているような時には更に注意が必要です。
ただし、常に募集を行っている背景には、必ずしもネガティブな理由だけではなく、例えば症例数増加に伴う増員、働き方改革(タスクシェア)推進のための積極採用、将来の定年退職を見越した世代交代の準備など、採用の間口を広げて多くの医師からの応募を募っている場合などもありますので、その見極めが必要となります。

以上のように、医療機関が医師を採用する際の背景などを探って頂ければ、応募するに値する医療機関なのか、そうではないのかについておおよその判断材料になると思います。
応募先をお決めになられる際には以上のような事について、しっかりとご確認頂くことをお薦め致します。
もちろん弊社では全国各地の医療機関に関する情報を持ち合わせております。
気になる医療機関がございましたら、求人票には記載されていない『離職率の推移』や『給与設定の根拠』、あるいは『現職の先生方のリアルな声』など、弊社が持つ独自の情報を惜しみなく提供させていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。