私ども【精神科医の転職相談室】は、転職先が決まっていない中で現職の退職が決まっている先生方から転職のご依頼を頂くケースもございます。
中には「先日病院を辞めてきた。今後の就職先の相談をしたい」という先生もいらっしゃいます。
当コラムの中でも過去に何度かお伝えしてきましたが、特別な理由がない限り、本来退職申請は転職先が決まった後になさることをお勧めいたします。
といいますのも、、
■仮に経歴の中にブランクを作ってしまった場合、今後転職活動をする時に採用側である医療機関側が不信に思い、転職活動が思うようにスムーズにいかないケースがある。
■一時的に収入が減少する。
■早く勤務先を決めなければと焦りが生じ、転職先を条件だけや勢いだけで決めてしまうことに繋がる(転職後の失敗リスクを高める)。
というようなことが起こりえるからです。
では、そもそも何故次の転職先が決まる前に現職の退職が決まってしまうことがあるのかと言いますと、以下のような理由が考えられます。
・今の勤務が耐えられなくなってしまい退職話を進めてしまったケース
・今後の転職時期から逆算して退職申請をしたら、病院の都合で早められてしまったケース
・院長先生もしくは理事長と口論になり、退職が決まってしまったケース
・院内で大きな問題を起こしてしまい、辞めさせられてしまったケース
・体調不良 等のやむを得ない事情により退職しなければならないケース
・勤務期間中は忙しく、転職活動が出来ない為、退職後か有給休暇の消化中に転職先を決めようとお考えのケース
・敢えて休息期間を設けて、その後転職活動を始めようとするケース
過去の事例から大凡は上記に当てはまるかと思います。
また退職申請後は予期せぬ反応が返ってくる事もある為、こちらの予定通りに話が運ばないこともあります。
では、万が一このような状況になってしまい、転職活動をスムーズに行う上で重要なポイントを挙げたいと思います。
①希望条件の明確化と柔軟性
スムーズな転職を叶えた先生方の共通点は、重視する条件を明確にし、優先順位を決めていることです。
給与や勤務日数だけでなく、ご家族の状況や将来の資格取得など複数の要素を整理することで、交渉がスムーズになります。
また、全ての条件を完璧に満たす求人は多くない為、譲れる条件と譲れない条件を分け、柔軟に考える姿勢が短期間での決定を後押しします。
②コンサルタントへの本音の共有
私ども【精神科医の転職相談室】のコンサルタントは、先生の希望や不安だけでなく、本音を仰っていただくことが重要と考えています。
私どもが医療機関を探したり、また先方の採用担当者と交渉をするにあたり、先生の本音をベースとした交渉や確認をすることが入職後のミスマッチを防ぐ上で非常に重要だからです。(先生の本音をそのままストレートに伝えることはありませんので、ご安心ください)
本音をお話いただくことで初めて適切な求人を紹介できるのです。
③勤務条件と内部事情はセット
スムーズな転職を心掛けるとはいえ、「早く勤務できるところがあれば、どのような医療機関であっても構わない」という先生はほとんどいらっしゃらないと思います。
条件だけのマッチングは入職後のミスマッチに繋がりやすいです。
内部事情にも詳しいエージェントとお付き合いをし、そのエージェントから情報を頂くことをお勧めいたします。
もし、想定外の事が起きましたら私どもにご相談を頂ければと思います。
私どもは常に各医療機関の情報を持っていますので、先生方のご希望条件やお考え次第では早急にお話を進めることが可能です。
(勿論、雑な紹介・サポートはいたしません)
特別な理由がある場合は別ですが、次が決まる前の退職は先生にとってマイナスにしかなりません。
退職申請は、転職先が決まった後がベストです。
今後の転職先やキャリアについて不安な先生は、お気軽にご相談を頂ければ先生にとってベストな方法を提案させていただきます。