ここ最近におきましても引き続き他科より精神科に転科したいという事でご相談を頂くケースが大変多くなっております。
実際に医師の募集を行っている医療機関の中には転科の先生でも前向きにご検討頂けるような医療機関も全国各地に多数存在しており、転科するということ自体は先生方のお気持ち次第で実現可能な話であるという事になります。
しかし全ての場合において転科する事が容易に行えるのかと言いますと、そうではない場合もあります。
その中でも先生方の「ご年齢」は非常に重要な要素の一つになります。

現在の精神科では、ご勤務して頂くにあたり指定医の取得が必要不可欠になります。
そこで転科される際には、まずは指定医の取得を目指して頂く事がほとんどになります。
取得するには精神科にて最低でも3年以上の勤務実績が必要になります。そうなれば3年経過した時点でのご年齢がおいくつになられているのかがリアルな問題という事になります。
仮に指定医取得が完了して直ぐに定年を迎えてしまうという状況であるとすれば医療機関の本音として採用を即決するというのは考えにくい事かもしれません。

つまり転科をお考えになる場合にはご年齢的に早いに越した事はないという事になります。
ただし医療機関の中には一部、定年後も雇用を継続して頂ける所もございます。そのような医療機関であればご年齢に関しての心配は大幅に削減されます。
こういった医療機関に関する情報収集も含め私共の方では様々な情報を持ち合わせています。
既に指定医をお持ちの先生、これから指定医の取得をお考えの先生、他科から精神科への転科をご希望の先生など、それぞれの状況に見合ったご提案をさせて頂きます。
ご心配な事などありました際には、お気軽にご相談頂ければと考えております。