精神科の先生方の中には、現在とあるご事情で休職をされている先生方がいらっしゃるかと思います。
また他科から精神科へ転科をお考えの先生の中にも、現在休職されている先生方がいらっしゃるかもしれません。

 

そこで本日は休職から復帰をお考えの先生方にお伝えしたい事があります。

 

まず休職期間というのは、復帰を検討している医療機関側に経歴書から必ず伝わるものですし、こちらからお伝えしなければなりません。
そして大事な事は何故休職をしていたのか？というところになります。

 

過去、私共にご相談を頂いた先生の中には
・ご妊娠・ご出産のタイミングで休職をされていた。
・体調を崩し休職をされていた。
・前の病院や前の科では忙しすぎて、精神的に病んでしまった。
・ご両親の介護があり、しばらく休職する必要があった。
…etc
以上のような先生方がおられました。

 

そしてこれらをしっかりと医療機関側に伝える意味としては、「当院に入職していただいてもまた休職されてしまうのではないか？」という不安を払拭させる為です。
先生のこれまでのストーリをしっかりとお話し、理解を得る事が非常に重要ですし、理解が得られなければなかなか復帰のお話も前に進みません。
またこれらを双方が共有してこそ、気分良く復帰が成立するのです。

 

 

 

では休職理由を医療機関へどのタイミングでお話をするのかというと…

 

それは応募の段階です。
応募の段階で医療機関に理解していただいた上で、面接をするかどうかを判断してもらいます。

 

転職コンサルタントを利用している先生は、コンサルタントと事前に休職理由を共有しておかなければなりません。
それは転職コンサルタントが応募～条件交渉等の様々な調整や交渉を先生の代わりに行なう為です。

 

 

今回お話をしました休職期間がある先生に対しては、医療機関側は非常に慎重になります。
（過去に採用をして苦い思いをされているのだと思います。）
しかしながら、転職コンサルタントを通して事前にしっかりとお話をして、理解が得られれば何の問題もありません。

 

転職は入職先が決まっただけでは成功とは言えません。
ご入職後に「実は過去に…」となってしまい、おかしな空気になってしまってはお辛いのは先生ご自身です。
休職期間と理由については、転職前（入職前）にしっかりと共有する事が重要です。