「なぜ?」という言葉のマジック

 

今回は直接的に転職だけに関わる話ではありませんが、改めて純粋な気持ちを持つ事の大事さと申しますか初心を忘れないようにという思いを込めて、つい先日、経験した事をお伝えさせて頂きます。

 

先日、知人の息子さん(小学校低学年の男子)と話をしていた時に以下のような質問を受けました。
野球のルールについての質問だったのですが「なぜホームランを打つと1点入るの?」という内容の質問でした。
自分の中ではホームラン=1点という当然というべき概念にとらわれてしまっておりホームランを打つと1点入るという事に対して「なぜ?」と思うがありませんでした。
それもあり、まともな回答をする事が出来ず久しぶりのストレートな質問に対し完全に面を食らってしまいました。
しかし純粋な気持ちであったり初心をもって考えてみれば「ホームラン=1点」は当たり前の事ではないんですね。
そこに気が付く大事さを今さら小学生から教わってしまったような何とも言いようのない思いに駆られてしまいました。

 

 

物事を考える際に大事な事は、まず第一に、その問題のボトルネックになっている事は何かに気が付く事が第一です。
そしてボトルネックを解決していくために具体的にどんな事をすべきかなのかを考える事、それが結果的に物事の解決に繋がるのではないかと思います。
しかし意外にも大人であったとしても、そこに気が付いていない場合が多い事も事実ではないかと思います。
ここで出てくるのが「なぜ」という言葉のマジックです。
何かについて考える場面、判断を迫られる場面など必ず頭に「なぜ」を付けてみて下さい。
物事の本質(核心)がいとも簡単に見えてくる事に気が付きます。
そうなんです。今回の出来事の中での一番の収穫は「なぜ」という言葉は物事の本質(核心)を簡単に見つけられる言葉であるという事に気が付いた事なんです。

 

先生方におかれましても是非、「なぜ」のマジックを実感してみて下さい。
ただし物事の中には本質を追求するだけでは解決できない難しい問題もあるようです。
あまりに追求しすぎてしまうと周りから理屈っぽいと嫌われてしまう事もあります。そうならぬよう程々にして頂く事も大事な事かもしれません。。。