先日、近い将来、精神科医があまり始めるというような記事を掲載致しました。
余り始めるという事になれば職に就けずにあふれてしまう先生が出てくる事になる、という事に繋がります。
つまり今まで以上に自分の身は自分で守らねばならない時代がついそこまで来ているという事を表しています。
ではそんな状況の中でどうする事で自身の身を守る事が出来るのでしょうか?
今回はそんな事についての意見を述べさせて頂きたいと思います。

 

今までは、いわゆる「売り手市場」という事で先生方の方に主導権がありました。
それもあって転職する時には先生方のご要望を受け入れて頂きやすい状態にあり、最終的にどこに入職するのかの判断は先生方の方に権限があった訳です。
しかし今後はこの状況が逆転する可能性があるのです。
つまり医療機関側が先生方を選び始めるという事になるのです。
医療機関の希望している条件に見合った先生だけが採用して頂ける事になるという事です。

 

 

では仮にこのような状況になってしまった場合に、どんな事が重要になるのか、そこが今後、生き残っていく際にとても大事な要素になると考えています。
そこでご提案させて頂くのが「職場への適応力」という事でございます。
今まではご自身が希望している事を職場に要求する事が多かったかと思いますが、今後は逆で先生方の方から職場のやり方に合わせよとする意識を持つ事が大事になるのではないかという事になります。

 

このような意識を持つ事で医療機関側から選んで頂ける可能性が高まると思います。
新卒の入社試験ではありませんが採用する側が求めている人物像に近付けるという事が採用して頂く最短距離になると思います。
こういう努力をする事で他の先生方との競争に勝ち抜いていく事が結果的に自身の身を守る事に繋がる事になります。

 

現時点でご勤務されている職場内においても職場から必要とされる存在になっていくためには、どんな事をすべきか意識するようにしてみて下さい。
その答えが見えた段階で生き残れる可能性がグッとアップする事は間違いないと考えております。
どの世界においても生き残っていくためには他の人には出来ない「何か」を持つ事です。
その一つの要素として「適応力」是非、意識して頂ければ幸いです。