表題の件ですが、精神神経学会からの報告で既にご存知の先生は多いかもしれません。

 

これからは精神科の常勤として勤務している事が専門医(精神神経学会)を更新する上で必要条件となりつつあるようです。

 

「なりつつある」という表現をしましたのは、現状学会の方から常勤としての勤務が【必須】とまでの報告は出ていない為です。
ただ常勤医としての勤務が好ましいという事は間違いがありません。

 

 

そもそもこれまでの専門医更新では、勤務形態が常勤がある先生は問題なし。そして非常勤の掛け持ちをしている先生、例え週1日のみの非常勤の先生であっても理由を添付さえすれば更新は可能でした。

 

しかし、ご存知のように2018年4月より新専門医制度のプログラムが開始された事もあり、
今後の専門医の更新に向けて学会の意識が変わっている事は確かです。

 

将来的に「専門医の更新が出来る医師は常勤医として勤務している精神科医に限る」という条件が出てきてもおかしくはありません。

 

 

精神科は指定医がまず大事!という事はあるかもしれませんが、折角お持ちである専門医を更新をしないというのは多剤処方という観点から少し勿体無い気もします。

 

 

現在、非常勤のみでご勤務されている専門医をお持ちの先生は、専門医の所持について、また今後の勤務形態について検討される事をお勧め致します。