転職ご相談の際に精神保健指定医の先生方から、このようなご質問を頂く事があります。
「指定医資格の他にはどのような専門医資格が比較的評価されやすいのでしょうか?」
評価は普段の勤務への充実感や給与額にも反映される部分ですので、先生方が気にされるのは当然です。
では評価を受けやすい専門医資格とは…
近年は、認知症学会、老年精神医学会の専門医です。
ご周知の通り、高齢化に伴う認知症患者様の増加は避けられない現実であります。
精神医療の分野においても認知症専門病院があるくらいです。
精神一般・急性期の病院であっても、高齢者医療に注力しなければならない状況ですから、認知症専門医、老年精神専門医は病院にとっては有り難いのです。
勿論、専門医を持っているというだけで先生方を評価するのはよくありません。(医療機関側もその事はよく分かっています。)
実際には先生のご経験スキルであったり、お人柄であったりと様々です。
しかし転職活動において、最初の印象や経験証明は重要な部分です。その中で分かりやすく判断しやすいのが専門医という事なのです。
では、精神神経学会の専門医、また産業医 …等はどうなのか?
ご興味のある先生は、一度ご相談下さい。