先生方が転職をお考えになった際には、必ずご希望の条件や内容があるかと思います。
例えば、
「年収は〇〇〇〇万円以上欲しい！」、「指定医の取得がしたい！」、「急性期に疲れてしまったので慢性期病院で勤務したい！」…etc です。
そのご希望を下に転職先候補を絞り込み、面接や見学後に転職（入職）を決意されるかと思います。
 
 
実はココに興味深いデータがあります。（あくまでデータですのでご参考程度で結構です。）
本日お伝えしたい事はそのデータについてです。
 
 
その内容とは、
「転職時にご希望だった条件や内容はその後3年で変わりやすい」というものです。
 
何が言いたいのかは置いておいて…
例えばですが、過去には以下のようなご希望が変わった先生がおりました。
 
・「以前は指定医の取得を最優先だったが、指定医が取れた為、給与重視の転職がしてみたい。」
・「以前は小さい子供を優先し今の病院に転職をしたが、幼稚園も卒業出来た為、自分本位の転職がしたい。」
・「これまで精神科病院での勤務しか考えていなかったが、今度はクリニックや総合病院での勤務をしてみたい。」
・「年齢も50代に入り、今後は慢性期病院にて当直免除で勤務したい。」
・「指定医の取得が出来た為、今後はサブスペシャリティとして〇〇〇の症例患者様を診ていきたい。」
・「以前は給与重視で転職をしたが、今回はQOL重視で転職がしたい。」
・「親の介護が必要になった為、拘束時間の短い負担の少ない勤務がしたい。」
…etc
 
　
 
 
先生の職場でのお立場やご経験、またご家庭の環境 等によってご希望が変わるのは当たり前です。
転職後3年には、その状況の変化があるというデータが出ています。（何度も言いますがあくまでデータです。）
これは過去に私共に転職のご相談に来られた先生からのお話と、以前私共が転職をサポートさせて頂いた先生から再びのご相談内容を集計したものになります。
 
では結局、何が言いたいのかと言いますと、
転職の際に「一生働けるような医療機関」を求めても実際は無い、もしくは非常に難しいという事です。
 
 
先生方のお考えや環境は将来的に必ず変わります。
（転職を何度もしましょう！という事ではありません。）
その時には私共【精神科医の転職相談室】にまずはお気軽にご相談を頂ければと思っております。