精神科医の「隠れた価値」を引き出す転職成功のプロの視点

先日、弊社に転職のご相談に来られた医師のT先生は、直近10年間で4回の転職を経験されていました。
中には在籍期間が1年程度のご勤務先もあり、履歴書を開いた瞬間に「転職回数の多さ」が目についてしまう状況でした。

実際に、過去にはこの転職回数を理由に選考で落とされてしまった経験もあったそうです。
そのため、T先生ご自身も「この経歴で、本当に雇ってもらえる医療機関はあるのだろうか」と、強い不安を抱えていらっしゃいました。

確かに、このご経歴をそのまま医療機関にお伝えしてしまえば、多くの場合でネガティブな評価を受け、選考が難航することは火を見るより明らかです。
そこで私たちは、なんとかこの状況を打破できないかと改めてT先生のご経歴を深く掘り下げていきました。

そこで気が付いたのが、在籍された病院の「多様性」です。
結果論ではありますが、T先生が勤務してこられたのは、慢性期、急性期、ケアミックスなど、それぞれ異なる特色を持つ病院ばかりでした。
改めて各病院での具体的な業務内容をお伺いしたところ、それぞれの特色を捉え、しっかりと日々の診療業務に関わってこられたことが分かったのです。

そこで私たちは、転職回数の多さを逆手に取り、「ジェネラル(幅広い領域)な経験を積むためのキャリア形成であった」という理由付けをご提案しました。
医療機関の中には、一箇所の専門性を極めた医師だけでなく、幅広い現場に対応できる医師を強く求めているケースも少なくありません。
この強みを前面に押し出して転職活動を展開した結果、T先生の豊富な経験に高い関心を示す医療機関が見つかり、無事に内定・ご入職の運びとなりました。

一見すると不利に思えるご経歴でも、見方を変えれば大きな「アピールポイント」に変わります。
表現ひとつ、伝え方ひとつで、医療機関側の受け止め方は180度変わるのです。
このような隠れた強みを見つけ出し、先生の魅力を最大限に引き出すことこそが、私たちエージェントの腕の見せ所です。
転職活動に不安や悩みを抱えている先生は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。