転職のご相談を頂く際に、給与額を重視した転職をご希望の先生がおります。
先生方お一人お一人、生活環境も違えばご経験も違います。
よって求められるものは様々ですので、給与重視に転職というお考えも立派な転職理由の一つだと思います。
ではタイトルにあるように、高額の給与を得るには忙しい病院に転職をしなければならないのか!?という疑問が生まれます。
(今回は病院への転職に限ったケースです。)
結論として、「そんな事はありません!」
慢性期の病院であっても高額といわれる給与額を提示している病院はあります。
逆に急性期バリバリの病院であっても相場よりも低い給与額の病院はあります。
特に大学と繋がりの強いような急性期病院は研修医や大学からの派遣の医師もいる為、フリーの先生に対しても元々高額の規定はありません。
忙しい病院 = 高額の病院 / ゆったりの病院 = 低額の病院
という構図は実は無いのです。
私共は多くの精神科医の先生方からお話を伺う事がありますが、
慢性期病院で高額を得ている先生、急性期病院で高額を得ている先生がいます。
そしてその逆もあります。
ですから高額を求める先生は、ご自身で急性期の病院のみをターゲットにするような的を小さくするような事はしない方が良いです。
給与額の優先度が高いのでしたら、本来なら慢性期も急性期の病院も探すべきなのです。
(※慢性期病院とは認知症専門の病院だけを指すものではありません。)
そして、各病院の給与提示幅についてはベテランコンサルタントであれば知っているかと思いますので、尋ねてみるのも一つです。
きっと先生のご希望額に該当する慢性期~急性期の病院の求人情報を送って来てくれるでしょう。