先日、青森県にある精神科単科病院へ、医師の面接同行のため訪問してきました。
新青森駅から車で片道30分以上。
お世辞にも「好立地」とは言えない場所です。
精神科病院をはじめ、地方や郊外の医療機関はアクセスに恵まれないケースが多く、最寄り駅から車で20〜30分かかることも珍しくありません。
当然、こうした病院は人材採用や集患において非常に苦戦しています。
面接に同行すると、病院側の「何としても採用したい」という並々ならぬ熱意と必死さが肌で伝わってきます。
しかし、この「アクセスの悪さ」こそが、実は医師の先生方にとって「隠れた優良求人(穴場)」を見つける最大の鍵になります。
1. 必死の努力が生んだ「抜群に働きやすい環境」
立地の不利を覆すため、こうした病院は労働環境の改善に猛烈な努力を重ねています。
実際に病院見学をしてみると、驚くほど細部まで配慮が行き届いているケースが多いです。
・ゆとりある勤務体制(当直なし、残業ほぼゼロ、週4日勤務など)
・手厚い福利厚生(高額な引っ越し手当、社宅完備、院内託児所など)
・人間関係の良さ(職員を大切にする文化、アットホームな医局)
立地というデメリットを除けば、職場としてのクオリティは都心部の病院を遥かに凌駕していることが少なくありません。

2. 患者目線に立った「選ばれるための医療」
人口減少が進む地域では、集患も死活問題です。
そのため、患者様やそのご家族から「遠くてもここに通いたい」と思われるための仕組みづくりに注力しています。
・心の通った丁寧な接遇とカウンセリング
・ホテルのように綺麗でリラックスできる院内環境
・地域ニーズに特化した専門外来の設置
結果として、医療の質や患者満足度が非常に高い「地域の名院」へと変貌を遂げている病院が多いのも特徴です。
3.「破格の好条件」と「地域医療への貢献」
採用難を乗り越えるため、給与水準が相場より高く設定されているケースが多々あります。
また、医師不足に悩む地域へ赴くことは、そのままダイレクトに「地域医療への貢献」へと繋がります。
まとめ:次の職場探しの選択肢に「駅から遠いから」という理由だけで選択肢から外してしまうのは、非常に もったいないことです。
必死に努力を重ね、職員からも患者からも愛される魅力的な医療機関は全国にたくさん存在します。
次の職場をお探しの先生方は、ぜひこうした「一見不便な場所にある穴場病院」も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。