2026年も4月を迎えました。
例年4月というのは、転職される先生方が最も多いタイミングとなっており、今年も多くの精神科の先生方が4月より新たな職場での勤務を開始されている事と思います
お陰様で、弊社の方でご案内させて頂きました先生方の中にも、この4月から新たな職場にご入職された先生方が多数いらっしゃいます。
毎年この時期になりますと、今までにご案内させて頂きました多くの精神科の先生方とやり取りをさせて頂いたことを思い出します。
そして、過去と現在では精神科医の転職市場におきましても、色々な変化が生じてきたことを痛感しています。
リノゲートは2014年に起業し、その後10年以上にわたり精神科医の転職を支援させて頂いてきましたが、その間に様々な変化が起こりました。
まず求人数についてですが、起業した当初は関東や関西、名古屋、福岡など全国各地にある多くの医療機関にて精神科医を積極的に募集していた事を記憶しています。
各医療機関にコンタクトをとり、精神科医の募集状況について確認を取れば、ほとんどの医療機関より「是非紹介して欲しい」という事でお声掛けを頂いておりました。
また、医師の労働条件等に関する交渉をさせて頂く際にも、多くの場合、先生方がご希望されていた条件をそのまま受け入れて頂けるような場合も多く、いわゆる「売り手市場」という状況であり、先生方にとりましては転職がしやすい環境となっておりました。
しかし、ここ最近では東京や神奈川、大阪、福岡などを中心とした大都市圏では、医師が定員を満たしており採用を行っていない医療機関の割合が圧倒的に多くなっております。
完全に「売り手市場」から「買い手市場」へと変化してしまいました。

また、精神科の人気の高まりを感じる事もあります。
ある時期から(恐らく7~8年くらい前から)精神科を志望される若手の先生方や、他科から精神科へ転科をご希望される先生方が非常に多くなってきた印象があります。
こういった先生方は、ほとんどの場合におきまして転職・転科されるのと同時に指定医の取得をご希望されます。
そこで、弊社の方で指定医の取得が可能な医療機関をお探ししてご紹介をさせて頂く事になります。
以前は非指定医や転科希望の医師を採用して頂ける病院は沢山あったのですが、ここ最近では指定医の取得を目指される医師が多くなり、指定医の取得が可能な病院の人気が高まっている事で、求人が出てこないケースが多くなっております。
このような状況ですが、精神科という狭い世界であり、病院の数が限定されてしまうが故に起こり得ることではあるのですが、それにしても現在のような状況になるまでの変化のスピードは非常に早く、いつの間にか状況が一変してしまったという印象です。
また、先日の診療報酬の改定によって「通院・在宅精神療法」の算定に関する非指定医の大幅な減算がありましたが、こういった事も精神科医の転職市場に何らかの変化をもたらすのではないかと考えております。
日を重ねるごとに、精神科医を取り巻く環境が大きく変化しており、指定医の先生方の転職ですら、思うように進まない場合も出てきています。
この難しい時代を乗り切るためには、更に私共のような精神科専門の会社の出番が増えるのではないかと考えております。
より精神科の先生方に寄り添ったご案内をさせて頂きつつ、今後の転職活動をサポートさせて頂きたいと考えております。