精神科医の働き方についての考察

弊社では、これまでに非常に多くの精神科の先生方より転職に関するご相談を頂いて参りました。
その内容について確認させて頂きますと、それまでは圧倒的に病院から病院への転職をご検討されている先生方が多くいらっしゃいました。
内容としては指定医の先生方、非指定医の先生方問わず、病院で常勤としての勤務をご検討されているケースという事になりますが、弊社の実績としましてもこのケースが圧倒的に多いパターンになっていました。
病院でのご勤務に関するもう一つのケースとしましては、精神科への転科をご希望されるケースとなりますが、この場合には指定医を取得したいという条件が必須になりますので、病院の中でも「指定医の取得が可能な病院を探す」という事になります。
次いで多いのがクリニックでの勤務をご希望されるケースという事になりますが、クリニックの場合には、常勤でのご勤務というよりも非常勤で勤務したいとのご要望を頂く事が圧倒的に多く、常勤先がお休みの曜日に週1日のみ勤務したいというようなご要望が多くなっておりました。

今までは精神科の先生方からのご要望としては上記の2つのケースのように、病院もしくはクリニックでの勤務についてご相談を頂くケースがほとんどでしたが、ここに来て増えつつあるのが「訪問診療」であったり「オンライン診療」に関するご相談という事になります。
いずれの場合におきましても、常勤でのご勤務というよりは非常勤での勤務をご希望されるケースの方が多い印象がありますが、精神科医の新たな働き口としてご相談件数も増えつつあるように感じております。

そして今後の展開についての予想ですが、既に注目されている先生方もいらっしゃるのではないかと思いますが「ストレスチェック」に関する仕事という事になるのではないかと考えております。
2028年より全ての事業所においてストレスチェックを実施するというのが義務付けられることになりますが、この動きに連動して精神科の先生方による社員や職員との相談窓口の設置や、職場環境改善のためのコンサルティング業務、ストレスによる社員や職員の退職を防ぐための職場への定着支援などの分野におきまして、精神科の先生方のご活躍の場が広がっていくのではないかと考えております。
今までですと、このような役割の多くを担っていたのが産業医という事になりますが、企業の中には精神科の先生に産業医を務めて欲しいと考えているようなところも多く、今後はこういった背景もあり、より精神科医のニーズが高まるのではないかと考えております。
現時点では、こういった分野における具体的な精神科医向けの求人案件はまだまだ少ない状況ではありますが、これから関連する情報などを拾い上げつつ、先生方に対しましても出来る限り情報をご提供出来るようにしたいと考えております。
このように、世の中には精神科の先生方の力を必要としているところが沢山あります。
今後の先生方の働き方をご検討される際には、こういった時代の流れなども考慮しつつご検討頂いた方が良いのではないでしょうか。
今後のご参考にして頂けますと幸いです。