当コラムにおきましても、過去に何度かお伝えさせて頂きました事もありましたが、ここ最近ですが特に1都3県あたりを中心に、精神科医の転職に関しまして売り手市場から買い手市場にシフトしつつあるというような状況になりつつあります。
1都3県エリアですが、精神科の先生方からも非常に人気が高いエリアとなっており、元々この地域にお住まいの先生方はもちろんですが、その他の地域から1都3県に転居する事を前提に転職先をお探しになられる先生方も多数いらっしゃる状況になっております。
また、過去の弊社での転職実績をエリアごとにカウントさせて頂きました結果、全国での転職実績のうち1都3県での転職実績の割合はおおよそ60％を占めるという結果になっており、全国の中でも圧倒的に転職実績が多く精神科医の転職活動が盛んに行われている地域である事の裏付けになっています。

この状況が示すように、ここ最近の1都3県にある精神科病院における精神科医の採用に関する情報収集をさせて頂きますと、明らかに今までに比べて加熱感が高まってきており、その実例として1つの求人枠に対して同時に複数の医師が応募しているような場合があちこちで見受けられるような状態になっております。
つまり、採用して頂けるのは複数の精神科医との競争で勝ち残った先生のみという厳しい状況になりつつあるという事になるのです。
こういった事を書きますと、先生方の不安を煽ってしまうようで本来でしたらあまり書きたくない内容ではあるのですが、実際にこういった事象があちらこちらで散見されるようになっており、事実を把握して頂いた上で対策なりを練る事が重要であると考え、お伝えさせて頂いております。

では、こういった状況の中で少しでも上手く立ち回って頂くためには、どういった事が必要になるのかと言いますと一つはスピードになります。
他のライバルとなる先生方よりも先に活動を始める事が大事であり、転職についてお考えになられる機会がありました際には、少しでお早めにスタートされる事をお勧め致します。
もう一つは他の先生方に負けない応募書類の作成、面接時の対応などを考える必要があります。
採用試験で如何に良い評価を頂けるようにするのか、これも非常に重要な要素になると考えております。
具体的な対策の内容に関しましては、それぞれの先生方のご経歴などによって大きく変わりますので一概には言えないのですが、転職するとお決めになられた段階で早めに紹介会社等にご相談される事をお勧め致します。

以上のように1都3県での転職が厳しい状況である事は間違いありませんが、絶対に無理という訳ではありません。
適切な対処をして頂く事で可能性を広めて頂く事は十分に可能であると考えております。
もちろん弊社でも先生方からのご相談に対し対応させて頂く事が可能ですので、1都3県での転職について不安を感じられている精神科の先生、まずは弊社までお気軽にご相談下さいませ。