今回ですが少々細かなお話かもしれませんが、医師の通勤時の交通費についてご案内させて頂きたいと思います。
通勤時の交通費に関してですが、特に公共交通手段をご利用されての通勤の場合ですが、ほとんどの職場において「毎月上限〇円まで支給します」というような規定になっている場合が多くなります。
※車通勤の場合にはガソリン代の支給という事になりますが、通勤距離に応じて非課税の範囲内でガソリン代を支給して頂ける場合が多くなります。
この〇円の中に入る金額に関しましては、その職場によって額が変わる事になりますが、一般的には余程の金額にならない限り支給して頂ける範囲内に収まる事が多くなります。
しかし、稀に実際にかかる交通費が毎月支給して頂ける金額をオーバーしてしまうような場合もございます。
その多くが最寄駅から職場までバスをご利用される事になった場合になりますが、電車代だけではなくバス代も含めますと、かなりの金額に達してしまう場合があるためです。

このような状況が発生してしまった際ですが、念のためご確認して頂いた方が良い点があります。
それは、定期を購入された方が良いのか、それとも都度購入した方が良いのかについてという事になります。
一般の企業などでは原則、定期を購入する場合が多くなりますが、その背景としては週5日出勤するという事があるためです。
しかし医師の場合には、そもそもの勤務日数が週4日の場合も多く、その場合には定期を購入するよりも都度購入した方が金額が低く収まるケースが出て参ります。
そうなれば、職場からご提示して頂ける通勤手当の中で賄える可能性も出て来ますので、念のため確認して頂けると良いのではないかと思います。
精神科の医療機関、特に病院の場合には電車の最寄駅から離れた場所にあるところも多く、その分だけ多くの交通費が発生してしまう恐れがございます。
なるべく先生方のご負担が少なくなるようにして頂くためにも、こういった点に注視して頂く事も時には重要ではないかと考えております。
今後のご参考にして頂けますと幸いです。