転職活動において、履歴書をより有効活用する方法

転職活動を行う際ですが、必ず履歴書を作成して頂く事になります。
履歴書は各医療機関に対して応募する段階、もしくは面接を実施する段階で提示する事になるのですが、この履歴書の作成の仕方一つで医療機関側からの評価が大きく変わる場合がございます。

では、具体的にどのように有効活用すればよいかと言いますと、それは履歴書の一番最後に備わっている「フリーコメント欄」を有効活用するという事になります。
この欄ですが、一般的には特別にご希望されている条件等がある場合に、その内容を記載して頂くような場合が多くなるのですが、実は先生方の多くはこの欄に何も記載されない場合が多くなっております。
そこで、敢えてこの欄に何かを記載して頂くだけで、医療機関の採用担当者の目に留まりやすいという利点があります。
記載して頂く内容についてですが、例えば「志望動機」や「転職理由」などを記載して頂くと良いと考えております。
医療機関側としても、この2つの点に関しては非常に気にされている場合が多く、履歴書に書かれていなかったとしても、面接の際に質問される場合も多くなります。
特に「志望動機」に関しましては、医療機関の中には、これが選考を行う際に最も重要であると考えているところがあるくらい、非常に重要視していることも多くなります。
そこで、志望動機をしっかり記載して頂きますと、医療機関からの印象が良くなり「是非この先生に会ってみたい」と思って頂ける確率が高まる事になります。

履歴書の役割ですが、応募者の氏名、住所、学歴、職歴などの基本情報を採用担当者に伝え、人物像を素早く把握してもらうことになるのですが、併せて応募者の第一印象を左右する重要な書類にもなり得ます。
そこで「志望動機」や「転職理由」などの補足情報を記載して頂く事で、より応募者のことを理解して頂く事に繋がります。
医師の採用試験に関しましても、日に日にその難易度が高まりつつある印象があります。
そこで少しでも優位に進めるためにも、履歴書を有効活用して頂けると良いと考えております。