医療機関に対し精神科の先生方をご紹介させて頂く際に注力していること

先日、弊社宛にご相談を頂きましたT先生より以下のような体験談についてお話をお伺い致しました。
T先生ですが、弊社にご相談に来られる前に他の紹介会社に登録され、そこから紹介された3つの医療機関の面接に参加された経緯があったようです。
しかし、そこでの話が上手くまとまらず、お困りになられて弊社までご相談に来られたという背景がございました。
その背景について詳しくお話をお伺いさせて頂きましたところ、先生がイメージされていた仕事の内容について、紹介会社側が正しく理解しておらず、間違った情報が医療機関側に伝わっており、面接の際に全く希望していない事を要求されてしまうなどのことが理由で、お話が決裂してしまったという事でした。

内容について具体的にお伺いさせて頂きましたところ、T先生は精神科でご勤務される前に内科で勤務されていたご経験をお持ちであり、内科ついても問題なく対応する事が可能でした。
ただし、現在では精神科へ転科しているため精神科メインでの仕事に関わりたいとのご意向をお持ちでしたが、T先生としては精神科の医療機関の中には内科医の力を必要としているところがある事をご理解されていたため、時には内科のお手伝いをさせて頂く事も可能であるというお考えのもとで転職先をお探しになられていたようなのです。
しかし、紹介会社からは各医療機関に対して「内科対応も問題なく可能」という言い方で話をしていたようで、「内科対応をメインで行って頂く事も可能」という認識で面接を実施しているところがあったようなのです。
医療機関の中には精神科医よりも内科医を採用したいと考えていたところがあったようで、結果的に話が決裂してしまったようなのです。

今回の事例に関しましては、事前に認識に相違がある事が発覚したため、入職前にトラブルを回避する事が出来ましたが、入職した後に発覚するような最悪の事態を招いてしまう恐れもございます。
こういった事にならないように対応させて頂くためにも、私共の方では先生方がお考えになられているご要望を正確に把握させて頂き、それを間違いなく医療機関側にお伝えさせて頂き理解して頂く事を心掛けております。
その結果、先生方のご活躍の場が広がり、採用して頂いた医療機関にも喜んで頂けるwin-winの関係性を構築できると考えております。
弊社では精神科専門で多くの先生方のご案内をさせて頂いた経験があり、それぞれの先生方のお考えや想いを医療機関側へお伝えさせて頂く際の、より効果的な手段について把握しております。
こういった弊社のノウハウを活用して頂きつつ、より良い転職活動を行って頂ければ幸いです。