今までは、精神科医が転職活動を行う際ですが、そこまで急いで焦って活動するような事はほとんどありませんでした。
そもそも、そのような必要性がなく、むしろじっくりと情報収集を進めるなど、時間をかけて慎重に活動をされるようなケースが多かったように感じております。
しかしここ最近ですが、過去に当コラムでも何度がご紹介させて頂きましたように、精神科医が転職活動を行う場面におきましても、よりスピード感が求められるようケースが頻発してきております。

先日、弊社にご相談に来られましたＨ先生の件ですが、弊社までご相談を頂き先生のご希望に見合った精神科の医療機関の求人案件を幾つかご紹介させて頂きました。
このタイミングで直ぐに面接や見学に参加して頂く事も可能であるとお伝えさせて頂いたのですが、Ｈ先生としましては、それまで勤務されていた職場をお辞めになり、蓄積していた疲れを取り除く意味も含めて、少し自由に活動が出来る時間を確保したいとの事で2カ月間ほど休息を取られ、その後に具体的な転職活動を開始する流れでお考えになられておりました。

そして2カ月が経過したころ、Ｈ先生よりお約束の通り転職活動を始めたいとの事でご連絡を頂きました。
そこで、2カ月前にご紹介させて頂いた案件の中で、改めて気になるところがあるかどうか確認しましたところ、とある1つの医療機関が気になるとの事でした。
出来れば見学や面接に参加したいとのご要望を伺いしたため、早速当該の医療機関に対して見学や面接を実施して頂きたいとの旨お伝えしましたところ、直近で他の医師の面接を実施する事が決まっているようで、その医師の結果が出た後でなけれな面接実施は難しいという回答を頂く事になりました。
つまり2カ月前の段階で正式に応募していれば、他の先生方の存在を気にすることなく、優先的に面接を実施する事が出来たのですが、それが叶わなくなってしまったという事になってしまったのでした。

実は、こういったケースはここ最近頻発している状況になっており、明らかに精神科医の転職活動におきましてもスピード感が求められるようになってきております。
こういった事をお伝えしますと、先生方の事を急かしているようで大変心苦しいのですが、こういった状況について把握して頂きつつ転職活動を進めて頂いた方が、良い結果に結びつく可能性が高くなると考えております。
かと言いまして、必要以上に焦る必要もないと考えておりますが、早めの段階で弊社までご相談を頂ければ、その後の転職活動をスムーズに行うための流れについて、しっかりとしたプランを立案しご提案させて頂きます。
転職活動をスタートされる際ですが、まずはお気軽に弊社までご相談下さいませ。