精神科の医療機関に関する風評について

精神科の先生方が転職活動を行う際ですが、まず初めにお考えになる事は「具体的にどんな求人があるのだろうか?」という事になるのではないかと思います。
ネットで求人を検索したり、紹介会社に登録して求人紹介を依頼したり、時には同僚や知人の精神科の先生方から精神科医に関する求人情報を収集される事も多いのではないかと思います。
このように求人に関する情報収集を行われる際に、同時に耳に入ってくる情報の一つとして各医療機関に関する悪い噂話があると思います。
「実は〇〇病院は過去に職員の一斉退職があったようだ、、、。」「□□病院はトップダウンの気質が強く風通しが悪いようだ、、、。」「△△病院は金儲け主義で職員を扱き使っているようだ。」といった感じです。

こういった噂話に関してですが、実際にその通りにピッタリ当てはまる事もあるのですが、必ずしもそうではない場合も多く、我々の感覚的にはその信憑性は半々といったように感じています。
このような背景を鑑みますと、こういった風評や噂を鵜呑みにするのではなく、一度は実際に訪問してみて、どのような医療機関なのか確認して頂いた方が良いと考えております。
中には噂とは全く違っていたという事もあれば、思わぬ掘り出し物を発見出来るような場合もございます。
また、以前は噂通りの医療機関だったが、時が経過する間に内情が大きく変わり、良い医療機関に変貌を遂げているような事も多々ございます。

先生方が転職活動を行われる際に、風評や噂話が足かせになってしまい、それがきっかけで良い医療機関との出会いの場が削がれてしまう可能性もございます。
そのような事が無いようにして頂くためにも、風評や噂話を鵜呑みにしすぎないようにする、これも転職活動を行う際に重要な考え方の一つではないかと考えております。
転職活動を行う際のご参考にして頂けますと幸いです。