どのような先生方からのご相談が多いのか?

新規で弊社にご相談に来られる先生方ですが、既に精神科でのご経験をお持ちの先生方だけではなく、これから精神科での勤務をご希望されている先生方など、何らかの形で精神科に関わる先生方からのご相談が全てを占めております。
では、実際にご相談に来られた先生方のご年齢や指定医の有無、転職をご希望される地域など、どのような先生が多いのか各項目毎に2023年の1年間の実績から割合を算出してみました。
そこから弊社へご相談に来られた先生方の背景などについて探ってみたいと思います。

①ご年齢
弊社にご相談に来られた先生方の中で、圧倒的に多かった年齢層は30代の先生方で全体の約半数近くを占める結果になりました。
30代の先生方ですが、ちょうど指定医を取得された先生方が多い年齢層になっており、指定医を取得された後に転職されるケースや、指定医としてある程度のご経験を積む事が出来た後に転職されるケースも多く、転職について意識しやすいタイミングという事が言えるのではないでしょうか。
一方、50代以上のベテランの先生方からのご相談も20%以上の割合となりました。
急性期から慢性期にシフトされる事をご希望されたり、定年後を見据えた転職についてご検討されるケースなど、この年代ならではの転職理由が潜んでいる事が考えられます。

②指定医の有無
指定医と非指定医の割合についてですが、ちょうど半々の50%という結果になりました。
ここから分かる事は、既に精神科でご活躍されている先生方だけではなく、これから精神科での勤務をご検討されている若手の先生方や、他科から精神科への転科を検討されている先生方が多くなっている事を示しており、精神科に対して興味をお持ちになられている先生方が多い事を表していると考えます。
実際に数年前に比べて、このような先生方の人数が多くなっている事を実感しており、医療機関からも、こういった先生方からの応募が増えてきているというお話を耳にする機会も多くなっています。
今後もこのような状況が継続する事になりますと、精神科医の人数が増え転職活動の際の競争倍率が高まる可能性があります。
将来的にはこういった背景も意識しつつ、転職活動を行う必要性が高まる可能性も考えられます。

③地域
転職をご希望されている地域別の割合ですが、圧倒的に関東地方が多くなっており全体の半数を占める結果となりました。
特に東京都内や神奈川県の横浜市、川崎市周辺で勤務をご希望される先生方が多く、この地域での就業をご希望され全国の先生方よりご相談を頂く事が多くなっております。
そのため、この地域の医療機関においては以前に比べて充足しているところも多くなってきております。
こういった状況の中で、如何に良い医療機関を見つけ出す事が出来るのか、場合によっては地方の医療機関に目を向けたご案内をする事が出来るのか、この辺りが今後の課題になってくるのではないかと思っています。

以上のような結果となりました。
弊社では今後も精神科専門を掲げ、多くの先生方が抱えていらっしゃる様々な状況に対応できるように、更なるレベルアップを目指して取り組んで参ります。
精神科に関する転職をお考えの先生方、まずは弊社までご相談下さいませ。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。