「週4日勤務・当直無し」という情報だけが独り歩きをしている、という記事は先日アップさせて頂きました。
>> 『 週4日勤務・当直無しの条件が通る先生と通らない先生 』
 
また常勤医師には週32時間以上の勤務が必要と健康保険法で定められています。
※1:つまり週32時間以上の勤務をする医師の事を常勤医師と言います。
※2:当直時間帯は半分が勤務時間として当てる事が出来ます。
 
よって、院内の状況や病院規定にもよりますが週4日勤務が可能という事が起こってきます。
 
 
しかしながら、こういった事情からか一部の地方厚生局が「常勤医師は週5日以上勤務しなければならない。」という指令を各病院へ出している事があります。
つまりエリア毎に週4日以上の勤務、週5日以上の勤務という規定が生まれている事になります。
そして勿論、今後そういった厚生局の指令がさらに広がり、現在の勤務日数の規定が変わる可能性もあります。
 

 
 
何を申し上げたいのかといいますと、
非常勤の方が割が良いからと複数の非常勤先を持つ先生、また非常勤先の曜日を優先し常勤先に無理な調整をお願いしている先生、
常勤先があってこそ医師として、社会人として信用に繋がっています。
週4日勤務に拘るのではなく、まずは常勤先で病院のニーズ、そして患者様のニーズにしっかりとお応えするという事が大事なのではないでしょうか?
 
 
上記のような現在医療現場で起きている精神科医の勤務事情につきましても、先生方へ情報提供が可能です。
お気軽にご相談下さい。