今年、夏~秋頃にご転職の先生方の転職活動(医療機関との採用面接)が最近増えてまいりました。
転職をお考えの先生方は、これまでインターネットで求人広告をご覧になったり、担当の転職コンサルタントから直接求人を送ってもらった事もあるかと思います。
しかし、その求人の内容(特に条件面)は、面接後に変わるケースもあるという事はご存知でしょうか?
変わると言っても先生にとって悪い条件に変わってしまうという事ではありません。
面接後に医療機関側が「〇〇先生には是非来て頂きたい!」となった場合、条件が変わる事があります。
例えば、
■ 当初の提示給与額からアップした額の提示があった。
■ 当直免除の希望が通った。
■ 家賃補助をしてくれる事になった。
■ 高速代やタクシー代、飛行機代の支給をしてもらえる事になった。
■ 勤務日数、勤務曜日の希望が通った。
…etc
相手も人ですから、面接で先生と顔を見て話してみる事で親近感が生まれたり、リアルな評価が生まれたりする事はあるのです。
逆に面接を行なっていない、先生の顔も知らない状況で最初から高い条件は言えないというのが医療機関側の本音なのです。
但し勘違いしてはならないのは、医療機関との関係は Give & Take です。
こちらの希望を一方的にぶつけるだけではいずれ関係が悪くなります。
叶えてもらったからには、先生も病院の意向や運営に協力的でなければなりません。
求人や事前情報だけを見て、切り捨ててしまうのは勿体ない事もあります。
気になる求人や情報があるのでしたら、お話を進めてみるという事も後悔の無い転職をする上で重要な事です。