転職を考える際に給与額というのは重要な項目の一つである事は間違いありません。
誰もが少しでも高いに越した事は無いと考えている事だと思います。
転職活動を行う際に良く起こりがちな事としましては給与額だけが独り歩きしてしまい、
いわゆる高額求人案件=貴重な案件として扱われがちになっているという事です。
実際にインタネット上に求人を掲載した際には、
タイトルなどに高額の給与額が記載されている求人に多くのお問い合わせを頂く事が多いです。
給与額が高い求人案件がダメだという事ではないのですが求人の比較検討をして頂く際に
金額以外にも必ず確認して頂きたい事項として「勤務日数」と「業務量(業務内容)」などが挙げられます。
勤務日数に関しては皆さん、お気付きになりやすい部分だと思いますが、
業務量(業務内容)に関しては意外と気が付きにくい部分も存在します。
特に違う地域への転職という事になりますと、その地域で一般的と考えられていた事が
別の地域では一般的ではないなんて場合があるからなのです。
措置入院の扱い等を見ても、ある地域では大規模の公的病院レベルでしか受け入れないような患者であったとしても、
別の地域に行けば普通の民間病院でも平気で受け入れしていたりするような場合もあります。
また都心部では医療機関が乱立しているような所もあり、患者数が分散される傾向にありますが、
地方の基幹病院になれば、ある特定の病院に患者が集中する事になり、しかもその中には重篤な患者が
含まれたりする場合もあります。このように医療機関によって同じ外来、病棟管理という職務であっても
質的な面で差が生じる事があるのです。
このように金額だけではない目に見えない部分に関しても事前に確認する事が大事です。
しっかり確認する事で実際の価値を見出す事は転職を成功に導く秘訣になります。
業務量と給与額のバランス、見落としが無いようにしっかりと確認しましょう。
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