精神科の先生方と、転職に向けて話を進める際、また医療機関との面接後に、以下のようなご相談を頂く事があります。
「この曜日だけは休みたい。」
「土日は休みを入れたい。」
「土曜勤務を入れて平日休みを増やしたい。」
…etc
また、転職する先生方にご希望があるのと同じく、医療機関側にも勤務していただきたい曜日の希望はあります。
「医局会がある曜日は入ってもらいたい。」
「辞めた先生が入っていた曜日に可能な限り入ってもらいたい。」
「〇曜日と〇曜日は手薄な為、入ってもらいたい。」
…etc
基本的には医師の少ない曜日、手薄になっている曜日に入ってほしいというのが、医療機関側の意向です。
ただその中でも、土曜日については土日休みをご希望の先生が比較的多いという事もあり、手薄になりやすい曜日です。
よって、(土曜日に開いている医療機関では)実際に面接や面接後に「土曜に入ってもらえると助かります。」というようなお話が病院側から出てくる事があります。
もしそこで先生側が、土曜日の勤務が可能、医療機関側の指定の曜日に勤務が出来るという事であれば、医療機関側の採用モチベーションはかなり高くなります。
では土曜日の勤務が可能という事になるとどのような事が起こりえるのかは以下の通りです。
1.先生への評価が上がる ⇒ 2.当初の条件を良い方向に再検討してくれる事がある ⇒ 3.病院側から歓迎され入職後に良好な関係が築きやすい
勿論、条件の見直しがされない場合も多いですが、手薄な特に土曜日に入れる先生は間違いなく評価が上がり、入職時には歓迎される事にはなります。
(万が一、面接の印象から先生の採用に前向きではなかった医療機関も急に採用を前向きに考える事もあります。)
そもそも転職時には、先生のご希望を叶えてもらう代わりに相手側の希望にも耳を傾けるという事が重要です。
勤務曜日について特に強いご希望がない先生は、何となく曜日希望を出すより、医療機関側の希望をそのまま受け入れるという事も転職時には有利にお話を進める事に繋がります。
たかが勤務曜日というお考えもあるかもしれませんが、医療機関側からしてみれば、医師の体制の拡充を目的に医師の採用を行なっている訳ですので、曜日の擦り合わせは重要なのです。
もしこれから転職をお考えの先生は参考にしていただければ幸いです。