先生方が働かれる環境についての色々

以前ご案内させて頂きました精神科の先生から、以下のようなお話を伺った事がありました。
「現在の病院では、コメディカルをはじめ事務職員も自発的に活動をしており、基本的には医師の負担を減らす方向でサポートして頂いています。
一方、以前の勤務先では、何かの事象が発生した時など職員は解決のために自発的に動くのではなく、まず初めに医師に対してどのように対応すれば良いのかのお伺いを立てる事が多かったです」というお話です。
当然、職員が自発的に活動しており、先生方に対するサポート体制が整備されていた方が、先生方にとりましては働きやすい環境であるという事が言えるのではないかと思います。

少し話は変わり、先生方が働かれる環境に対する病院側の考え方についての事例になりますが、以前ご案内させて頂いた先生より、以下のようなお話を聞かせて頂いた事がありました。
「今の勤務先では、院長先生をはじめとして病院全体が医師の裁量を重んじてくれます。
そのため、個々の先生方は自分のペースやスタイルを崩すことなく日々の仕事に取り組む事が可能です。
以前勤務していた病院はこの逆で、指揮命令はトップダウンに近い状況になっており、個々の先生方のやり方ではなく病院全体の方針や院長先生の考え方、価値観を優先して進められる事が多く、息苦しさを感じる事も多かった」というようなお話でした。

こういった部分に関しては、転職されて新たな職場でご勤務される先生方にとりましては、非常に重要な部分でもあるように思います。
しかし、実際に院内で働いてみなければ分からないような、目に見えにくい部分でもあると思っております。
こういった目に見えにくい部分こそ、どれだけ事前に把握する事が出来るかが大事なように思います。
私共の方では、こういった細部まで意識して先生方のご案内をさせて頂くように心掛けております。
このような対応の積み重ねこそが、先生方の転職を成功に導くために必要な事であると考えております。
今後もこういった意識を持ちつつ、取り組んでいきたいと考えております。