昨年12月に指定医取得レポートを申請された先生は、10月～11月で合否が出ています。
ただこのあたりはエリアによって多少時期のバラつきが出ているかもしれません。

ご存知の通り、精神科は指定医を取得して一人前という言葉がよく言われます。
特に病院勤務であれば、尚更です。（クリニックにおいても診療報酬が変わってはきますが。）

そして今回指定医を取得された先生方はこれまでと違い、病院側から求められる業務量が徐々に変わってきます。

病院側としては、指定医の取得をした先生方には他の指定医の先生方と同様に早く指定医業務に慣れてほしい、これまで指定医取得までのサポートをした代わりに今後は指定医として病院に貢献してほしい、という意向があります。
また病院全体としての底上げとして、さらに多くの入院患者様を取りに行く病院もあれば、元々いらっしゃったお一人お一人の指定医の先生方の業務量を減らしたいとお考えの病院もあるでしょう。
病院として指定医の割合は多いに越した事は無いのです。

そしてそれに併せて先生方のお考えも変わってくるかもしれません。
サブスペシャリティを付ける為に興味のある疾患を集中して診ていく先生もいらっしゃれば、急性期全般を集中して診ていく先生方もいらっしゃると思います。
また上記のような病院の想いとは裏腹に、今後はQOLを重視した方向に進まれる先生方もおられるかと思います。

【精神科医の転職相談室】は転職相談も受けておりますが、指定医取得後の進路相談も受けております。
他の先生方の参考事例も多くご紹介出来ますので、お気軽にご相談下さい。