給与額についてですが、転職活動を行う際には非常に重要な要素であり、誰でも少ないよりは沢山頂けるに越した事はないと考えるものではないでしょうか。
先生方の中には現状よりも給与をアップしたい、という理由で転職についてご検討される事も少なくありません。
しかし何もせずに、ただただ沢山の給与が頂けるような職場はそうそう見つかるものではありません。
より多くの給与を頂こうと考えれば、それなりの対価を支払う必要性が高まるのではないかと思います。
では、より多くの給与を頂く事を考えた場合に、どのような点を考慮すれば実現に近付けるのか、そのポイントについて考えてみたいと思います。
①勤務エリア
既にご存知の先生方も多いかと思いますが、人口の多い都市部の医療機関よりも、都市部から離れたアクセスの良くない地域の医療機関の方が、より多くの給与を提示して頂ける可能性が高まります。
しかし、こういった医療機関で勤務する際には生活環境が不便になる事も多く、給与額と生活のクオリティのどちらを優先すべきなのかは悩みどころの1つではないかと考えられます。
②業務量について
他の先生方よりも多くの業務をこなす事が出来れば、それは職場に対する貢献度が高くなり、その分だけ多くの給与が頂ける可能性が高くなります。
また勤務日数や勤務時間に関しましても、多く働けば、その分だけ多くの給与が頂けるのが一般的な考え方になります。
人より多くの仕事をこなす事が、より多くの給与を頂ける事に繋がる訳ですが、逆にプライベートの時間を犠牲にしたり、心身共に負担が増大するなどの代償を支払う事にも繋がる可能性が高まる事になります。
③責任の重さ
職場内での責任の重さや範囲に関しても、給与額に大きな影響を与える事になると思います。
例えば医局長や診療部長、または副院長や院長など、より高い地位の役職を担う事になりますと、それと同時に重い責任を背負う事になります。
それが給与額にも反映されるという事にも繋がります。
より多くの給与を頂こうと考えた場合、以上のような働き方が求められることになります。
ではどういった方法をお選びになるのか、それは先生方によって考え方は様々だと思います。
先生方に見合った方法はどういったやり方になるのか、こういった事について具体的にご検討して頂く事は、結果的に次の転職先として、どのような職場を探したらよいのか、その方向性を決定づける事に繋がると考えております。
今後の方向性を決定する際に是非、ご参考にして頂けますと幸いです。