転職先が無事に決まり、これで一安心!
 
ではありません!
これから現勤務先への退職申請が待っています。
(転職先が決まる前に既に退職の事をお話をされている先生も、今回の記事にお付き合い頂ければ幸いです。)
 
退職申請後に病院側から
「急に辞められても困る!」
「もう少し待ってほしい!」
以上のような事を言われてしまう事はあるかもしれませんが、それ以上傷口を広げない為に、
本日は退職申請をする前に最初に行なう事をお伝え致します。
 

 
 
これは案外基本的な事ですが、意外に忘れている先生が多いです。
そしてこれを知っているかで退職時にトラブルが起こるリスクが限りなく低くなります。
 
それは、
「現勤務先に入職する際に結んだ契約内容を確認する事です」
もっと言うと
退職に関する文言を探す事です。
 
例えば、
〝自己都合退職:退職する3か月前までに申し出るものとする〟(期間は様々ですが、申請から6ヶ月以上拘束するような内容は契約書自体に問題があります。)
というような文言はありませんでしょうか?
 
そのような文言があった際にはそれに従い、
「入職時の契約書の文言に従い、〇月末(契約書記載に期間)で退職をさせて頂きたいです。」
以上のように仰って頂ければ問題はありません。
 
 
万が一、契約書にそのような文言が無い場合は私共にご相談を頂いても結構でございます。
先生の現状のお話を伺い、その内容から最適な退職の仕方をお教え致します。 ※私共は無理に退職を誘導するような事は致しておりません。
 
 
但し、最後にこれだけは言わせて頂きたいのです。
法的な観点から先生方へアドバイスをする事も出来ますが、先生を頼りにしてきた患者様もいらっしゃいます。
そのような患者様の為にも、引継ぎをしっかり行なってからの退職をお勧め致します。
 
僭越ながら、契約書の上記の期間をしっかり見る事も大事ですが、先生を頼っている患者様をしっかり診る事も大事であるとそう思います。