転職先を選ぶ際のひと工夫について

弊社宛に転職についてご相談頂く先生方の中には、今すぐに転職したいとお考えになられてはいるものの、具体的にどのような医療機関に転職したいとお考えなのか、今後どんな事をしていきたいのか、どのような条件でのご勤務をご希望されているのか、、、など、具体的なイメージが整理出来ていらっしゃらない先生方をお見受けする事も少なくありません。
転職を成功に導くためには、まずはどんな医療機関に転職したいのか、そのイメージを出来るだけ具体化していく事が大事だと考えております。
あさはかな考えのまま、安易に転職してしまえば結果的に転職失敗に繋がってしまう恐れがあるためです。

このような場合ですが、まずは弊社にご相談下さいませ。
どのような医療機関をお探しした方が良いのか、その方向性について弊社の専任コンサルタントと一緒に、じっくりとご検討頂く事が可能でございます。
おおよそでも方向性が定まりましたら、次のステップとして、その条件に見合う医療機関を弊社の方でお探しし、ご提案させて頂く事が可能になります。
そして、ご提案させて頂いた医療機関の中に気になる医療機関がありました際には、見学や面接を設定させて頂くという流れになります。

見学や面接を設定させて頂く際ですが、このタイミングで、ちょっとしたひと工夫を加えて頂く事で、より先生方のご希望に叶った医療機関をお探しする近道になると考えております。
その方法と言いますのは、敢えて違った系統の医療機関の見学や面接を実施するという事になります。
つまり方向性を限定してしまうのではなく、意図的に幅広い医療機関の見学や面接を実施するという事になります。
転職先のイメージが具体的に定まっていらっしゃらない先生方の場合、特に効果的な方法ではないかと考えております。

どういうことなのか、分かりやすく例えてみましょう。
仮に精神科の医療機関を大きく3つの分類に分けたと仮定します。
1つは救急や急性期が中心の医療機関、2つめは精神一般から精神療養まで扱っている医療機関、3つ目は精神療養が中心の医療機関というような感じです。
見学や面接を実施する際ですが、これら3つの医療機関全てに対して応募して頂き、それぞれのお話を詳しく聞いてみる、という方法になります。
こうする事で、仕事内容と給与額のバランスであったり、力を入れている分野などが具体的に見えてきます。
こういった情報を整理して頂く事で、より具体的に先生方が進んで行きたい方向性が見えてくるように思います。

「百聞は一見にしかず」ではありませんが、やはり直接目で見て頂き、詳しくお話を聞いて頂く事で、よりイメージを具体化する事が出来るようになるのではないかと考えております。
特に転職先のイメージが漠然とされている先生方には、こういった転職活動がある事をご認識して頂けますと幸いです。