以前にもお伝えさせて頂いたことがありましたが、ここ最近でも引き続き訪問診療において精神科医のニーズが高まっております。
特に認知症患者が増加している事があり精神科医の力を必要としているクリニックも多いようでございます。
そんな中、先日、訪問診療のクリニックにて医師の採用を行っているご採用担当者様からお伺いしたお話になるのですが訪問診療に関わって頂く医師にはより高いホスピタリティの精神が要求されるとの話を聞きました。
医療従事者が患者の元に訪問するという性質上、携わって頂く先生方にはそれなりのサービス精神やコミュのケーション力などホスピタリティが要求される事になるという事です。
こういった要素もあり採用面接では医療に関する技能だけではなくサービス精神やコミュニケーション力といった点についてもしっかりと見定めを行っているという事でした。
訪問診療の世界では既にこういった考え方が浸透しつつあるようですが今後は訪問診療の世界に関わらず、その他の分野においても同じような状況にシフトしていく可能性が高いと思います。
人口が減少していく流れの中で精神科病院やメンタルクリニックの世界においても淘汰の時代が訪れる可能性が考えられます。
こういった時代が訪れた時こそサービス精神やコミュニケーション力といった付加価値的な要素が重要視されてくることになるのではないかと思います。
昨年から今年にかけて新型コロナの影響で世の中の情勢が急速に変化しました。
マスクの着用が当たり前になったりリモートワークの推進、外食の自粛など当初思っていた以上の速度で世の中が変化していく様に驚かされました。
医師の就業環境に関しましても、いつどのように変化するか分かりません。
そこで今の段階からこういった点に十分配慮して頂き時代の流れに取り残されないように対処して頂く事をお勧め致します。