弊社宛にご相談を頂く先生方の中には、これから指定医の取得を目指したいので指定医の取得が可能な医療機関を紹介して欲しい、というようなご相談を受ける事が多々あります。
また中には「指定医の取得が可能であると聞いていたため今の病院に入職したのだが実際には取得が難しい状況であり次は確実に取得が可能な病院に入職したい」という事でご相談を頂くような事も少なくありません。
指定医の取得が可能だと期待して転職したにも関わらず実際に入職してみたら取得するのが難しい状況だった、、、。
信じがたいお話ですが過去に対応させて頂いた複数の先生方から、こういったご相談を受けたこともありました。
では何故こういったトラブルが起きるのか、その原因として考えられる事をいくつか挙げてみました。
①全くゼロではないが数少ない症例しか来院せず時間を要してしまうケース
事前の情報では全ての症例が集まると聞いていたが実際に蓋を開けてみると症例の中には年間で1件来院があるか無いか(中には1年間で来院がゼロ)なんていうケースがあるようです。
この状況ですといずれは集まるのかもしれませんが確実な見通しを立てる事が出来ず最短の3年での取得が難しくなる可能性が高くなります。
②ライバルの先生方の存在に気が付かなかったケース
同じように指定医の取得を目指している先生方が他に複数名在籍しているような場合には症例を順々に振り分けしていく事になります。
優先的に振り分けをして頂けるなどの対処をして頂ければ良いのですが順番でという事になれば希少な症例に関しては、なかなか順番が回ってこない可能性があり、その分だけ時間を要してしまう事にもなりかねません。
③慢性期の病棟の配置になってしまったケース
他科から精神科への転科を希望される先生などに特に見られるケースですが身体的な対応が可能な先生方に合併症の対応をして頂きたいという事で高齢者が多い慢性期の病棟に配置されるケースです。
こうなってしまいますと慢性期の患者の対応をする事しか出来ず、それ以外の症例を集める事が難しくなってしまい指定医の取得が遠のいてしまうようなケースです。
④レポートを提出したが合格に至らなかったケース
過去に指定医を取得した実績のある病院や実際に取得された先生方への指導経験がある指導医が在籍しているような病院であれば安心感も増しますが、そういった実績が無かったり少ない病院では的確な指導を仰ぐ事が難しくなります。
それぞれの病院の過去の実績や指導体制をしっかり確認しておく事も重要です。
⑤病院全体が忙しすぎて指導医の指導が受けられないケース
救急や急性期を受けている病院の中には非常に忙しい病院も多々あります。
こういった病院では症例は比較的早めに集まるものの指導医が自身の診療を行う事で精いっぱいで余裕がなく指導して頂けないような場合もあります。
その結果、指定医の取得に関してもスムーズにいかない場合もあります。
一部ではありますが以上のようなケースがあります。
弊社では指定医を取得するのに相応しい医療機関はどこなのか、常にその情報を持ち合わせています。
こういった情報を活かし弊社では安心して指定医の取得が可能な医療機関のみをご紹介させて頂くように努めております。
これから指定医の取得を目指す先生方、是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。