雇用契約書を確認して頂く際のポイントについて

いよいよ12月も中盤に差し掛かり今年も残すところあと3週間という事になりました。
この時期になりますと毎年、翌年の4月に転職される先生方が労働条件等の交渉など最後の詰めを行う時期になります。
労働条件の通知に関しましては労働者に対して書面やメール、FAX等を使って明示すべき事になっておりますが、その内容に関する重要な部分についてご説明させて頂きます。

まず労働条件を通知する際に必ず記載しなければならない項目が幾つか存在しております。
未だにこのようなルールを意識していない職場もあり労働条件の通知の際に項目が漏れているような場合もありますので注意して下さい。

【雇用契約書に明記すべき事項】
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◆労働契約の期間に関する事項
⇒契約期間の定めの有無、有りの場合には契約期間について記載する。
◆有期労働契約を更新する場合の基準
⇒契約更新の可能性の有無や更新するための基準・条件を記載しないといけません。
◆就業場所・従事する業務内容
◆始業・終業時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間、休日、休暇、
交替制勤務をさせる場合は就業時転換に関する事項
◆賃金の決定、計算・支払の方法、賃金の締切り・支払の時期に関する事項
◆退職に関する事項(解雇の事由を含む)
⇒退職を申し出する際の方法や何日前までに申し出すべきかについて。
また解雇規定についての記載も必要になります。
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以上になります。
こういった項目について明示されているかなど、しっかりとご確認頂きまして先生方にとり不利が無いような契約を締結する事が大事です。
契約の内容に対して不安を感じていらっしゃる場合にはお気軽にご相談下さいませ。